3月11日の東日本大震災の影響で、3〜5月に予定が入っていた講演会が全部中止になったので、実に久し振りの講演会であった。
今日の講演は、帯広市の隣町の音更町主催の生涯学習での講演である。平日金曜日の10:30〜12:00の時間帯であるから、高齢者の為の町民大学のような感じであった。聴衆は25名ほどであるが、皆さん高齢者だけに礼儀正しく、真剣に聞いてくれるので話がし易い。
大学などの授業でも何度か講義をおこなっているが、学生はザワザワしているし、落ち着きがないので、こちらも集中ができないことが多いのだが、今日はユッタリと気分良くしゃべることができた。
講師も人間だから気分良くしゃべらせた方が、話も面白くなるし、テンポも良くなる。
ぺチャぺチャおしゃべりされたり、携帯電話などの音が鳴ったりするとやる気が半減してしまうものだ。
テーマは「まちづくり」である。
青年会議所の「国際環境大学構想」活動から、「十勝環境ラボラトリー」の話、そしてそこから「北の屋台」の話しへと展開させていった。
今回は時間が足りなかったので、北の屋台の話はいつもの半分位に留めたが、皆さんとても面白がって聞いてくれた。
相槌ひとつで講師は乗るものなのである。
久し振りの講演であったが、とても気分良く話すことができた。
ところで、このところ地球上では随分あちらこちらで地震やら竜巻やら火山噴火などが多発している。
地球がおかしくなっているのか、何万年かにある活動期なのか?
日本の天気もおかしい。
帯広は一昨日まで暑かったのに、昨日は急激に温度が下がって、前日との温度差が14℃にもなった。こんなに温度差があったら老人は体温調節が上手くできなくて大変だろう。事実、妻の両親は一昨日はクーラーで昨日はストーブという生活であった。
今日は息子が住んでいる場所近くの埼玉県熊谷市は39.8℃にもなったという、体温より高い温度の暑さであれば低温サウナに入ってようなものだし、上高地は大雨で土砂崩れが起きたという。いったいどうなっているのだろう。