昨日の土曜日に買った新潮に「原発対応スポークスマン愛の日々」というタイトルでトップ扱いで記事が出ていた。
N山審議官(週刊誌では実名報道)は、今回の福島第一原発事故の経産省原子力安全・保安院のスポークスマンをしているから、しょっちゅうテレビに顔が映ってはいるが、でも一介の公務員にすぎないだろうに・・・。
記事の内容は「6月17日にN山審議官が同じ経産省の若い女性職員と路上でキスをした。彼には妻子がいるから云々という」という他愛もないものである。
別段どうということのない、恋愛だか不倫だかは知らないが、ごく日常によく見られる光景だろうに・・・。
週刊誌は、この世の中は全員が聖人君子でなければならないとでも言うのだろうか?一介の公務員のプライベートのことを何故にこんな風に書かなければならないのだろうか?
このN山さんは、可哀想にテレビに登場したことによって、カツラまで世間にバレてしまった。
原発事故の本筋とは何ら無関係のことで、週刊誌上のしかもトップ記事で世間に公開するほどの重大な情報なのだろうか?
とても疑問に思う。
どうも日本という国は、政治もメディアもオカシクなっていないか?
ここ最近の菅首相の言動を始めとする政治家の動きは、コメントにも値しないと思っているから書かないでいた。私の筆が腐るからだ。
でもこれはヒョットすると、国民の意識を「もう原発のことなんてどうでもいいや」と思わせる高等戦術なのかもしれない。