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観光カリスマ
坂本和昭のブログ


■2011-07-14-Thursday 取材と映画

13日は地元の新聞社

十勝毎日新聞の記者から「北の屋台の10周年にあたっての感想が欲しい」との要請で13:30〜16:00の2時間半にわたっての取材を受けた。

北の屋台は2001年7月29日にオープンしたから、今年が開業10周年になるのだが、私にとっては「十勝環境ラボラトリー(TKL)」の9プロジェクト活動の1つの延長として1999年2月から始めた「まちづくり・ひとづくり交流会」からだから12年半という感覚なのである。

かなり長めである2時間半のインタヴューの中身を、無理矢理に要約すれば「北の屋台はまちづくりとして始めたものだから、そこで得た利益を理事者自分達の生活費にするのではなく、まちづくりに還元するべきだし、ひとづくりという観点からは、屋台を卒業して独立する人を多数輩出して欲しい。」ということである。

どうにも腑に落ちないのは、組合は共益費(トイレや通路などの全体の共用部分に掛かる費用)(月額2万円)や広告宣伝費(月額2万円)という項目で毎月集めているお金は20軒で40万円ずつ80万円にもなるのだ。

家賃の8万円(月額)は(店主らから徴収する家賃は組合の収入だから、例えK専務の高給に消費されていようとも理事会で決定したことなら店主らは異議を唱えることは出来ないが・・・)とは違って、その項目に使用する目的で集めたものなのだから、共益費の何に、広告宣伝の何に使用したかの内容をキチンと店主等に開示する義務があるだろうに、それを開示していないのは、お金を扱う者としておかしいことだ。

当初は補助金という税金を使わせてもらっているのだから、いわば半分は公的な事業なのだから、お金の扱いには透明性が必要だと考える。どうもその辺があやふやになっているのは気になるところだ。

現在の北の屋台は、新しいことには一切着手せずに、私が考案したシステムをそのままやり続けているだけだし、まちづくりの意識は無くなってしまい単なる金儲けの不動産賃貸業になってしまっているという苦言を呈したのである。

今後、北の屋台の関係者多数にインタヴューして特集を組むそうだから、どのような記事になるのか楽しみである。

妻が、21時から上映の映画「スーパーエイト」を観たいと言い出した。予告編を観て面白そうなSF映画だったから一緒に「夫婦50歳割引き料金」で二人で2000円で観てきたのである。

製作はスティーヴン・スピルバーグだが、監督はJ・J・エイブラムスという全く知らない人だ。「E・T」や「スタンドバイミー」などの映画をオマージュにした作品とのことであるが・・・。

例によってあまり細かいところまでの解説はやめておく。

時代設定は映画の冒頭でスリーマイル島の原発事故のニュースがテレビで流れる場面があったので1979年。

アメリカ・オハイオ州で、主人公は14歳の映画製作をやっている学生達という設定だ。

最初は宇宙人の姿をなるべく見せないようにして恐怖感を煽る手法なのだろうが、私はなんだかチャライ感じがしてあまり恐怖を感じなかった。

妻は面白かったと言っていたが、私は看板倒れのような感じであった。

唯一良かったのはアリス役の女の子である。この女優は将来が楽しみだ。

この映画には、大きな疑問点がある。もともと、かなり無理な展開だから細かいところに多々疑問があるのだが、そこはSF映画だから我慢するとしてもだ、ものすごい高度な文明を持った宇宙人が何故にスッ裸なのだろうか?

映画を観終わった後に、2時まで開いている温泉銭湯に行ってスッキリして寝た。