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観光カリスマ
坂本和昭のブログ


■2011-08-29-Monday トロント②

今日(25日)は娘が事前に予約していてくれた

ナイアガラ一日ツアーに出掛ける。

ナイアガラの滝を見るのは今回の旅のメインだ。

早起きしたのでヒルトンホテルで朝食を食べた。バッフェスタイルで一人26カナダドル(1カナダドル=約90日本円)である。サービス料、税金(消費税13%)を含めると30カナダドルを超えるから一人3000円ほどの高い朝食ということになる。大人3人と口頭で伝えたのにウェイターが娘を子ども料金にしてくれた。日本人は幼く見えるのだろう。

ヒルトンホテルのすぐ隣りにあるシェラトンホテルのロビーに07:45に集合である。

行ってみるとそこから乗るのは我々3人だけ。フォードの8人乗りのバンタイプの車に乗ってまずはトロントの市内を車で回ってくれるという。オンタリオ州議事堂・トロント大学構内・チャイナタウン等を回ってからウェスティンホテルで神戸からの来た二人姉妹と合流して一路ナイアガラへ、およそ90分の道のりである。

運転手兼ガイドのおっちゃんは、最近は日本人の観光客が極端に激減して、代わりに中国人と韓国人のツアー客ばかりがいると言っていた。

快調に飛ばして到着した。まずは、マリリン・モンローが映画「ナイアガラ」の撮影時に宿泊していたというクラウン・プラザホテルでトイレタイムの後で、まずは直ぐ上からカナダ滝を見る。つい先日、日本人留学生が落下して死亡した場所だ。滝の近くに行くと水の勢いに吸い込まれそうに感じる。この場所で柵を乗り越えようなどと考えたとはとても信じられないことだ。留学している娘さんがこのような形で亡くなるとは両親はいたたまれない気持ちになるだろう。ご冥福を祈る。

次にアメリカ滝に戻り、そこから世界最古の遊覧船「霧の乙女号Maid of the Mist」に乗船して滝の近くまで行く。乗客には薄い使い捨てのポンチョを配ってくれる。ガイドからは二階建ての船の上の階に乗るように勧められたのでその指示に従った。日本からはカヌー用のシューズを持参していったのであるが・・・。

カナダ滝のすぐ近くまで寄るが、水しぶきがものすごくて目を開けていられない。かなり強烈な台風の中にいるような感じだ。カメラも防水でなければ壊れてしまうかもしれないほどだ。

とにかく迫力は想像していたものよりも遥かにすさまじかった。

昼食はトイレタイムで寄ったクラウン・プラザホテルの最上階のレストランである。滝を見下ろしながらの食事だが・・・。バッフェスタイルだが食べたいものが何もない。食事はとてもまずい。

昼食の時間がかなり余ったので、隣のカジノ・ナイアガラに行ってみた。カジノは19歳未満は入場禁止であるが、23歳の娘がチェックで引っ掛かった。パスポートを提示したが執拗に顔を覗き込んでようやくOKが出たのだ。ここでも朝食時と同様に日本人は幼く見えたのだろうか?妻はどうして私が引っ掛からないの?と不満そうに言っていた(冗)。スロットマシンで10ドルだけ遊んだが、勿論まるでダメであった。

集合して「ナイアガラ・オン・ザ・レイク」という町に観光に行く途中のナイアガラの滝近くにゴルフ場があったが、ガイド氏曰くここは観光地だからバカ高くて一人8千円くらいのプレイ代金だと言う。普通は2,3千円程度でプレイ出来る、勿論キャディ無しのセルフプレイですけどね。と言うから、8千円なら北海道のゴルフ場よりも安いくらいですよ!と言ったら未だに日本はそんなに高いのですか?と逆に驚かれた。

ナイアガラ・オン・ザ・レイクは古くてシックな町でとても面白かった。

その後はワイナリーに寄ってワインの試飲をする。買うつもりはなかったのだが「アイスワイン(ここでしか作れないという特殊なワインで砂糖などは一切使用していないがとても甘いワイン)」を飲んだ妻が買って帰ろうというので赤と白を一本ずつ購入した。甘くて美味しいが、一歩間違えると昔飲んだ「赤玉ポートワイン」かという感じの甘〜いワインであった。

18:00にホテルに到着してツアーは終了。

その足で、バスカーフェストという大道芸の催しに出掛ける。この大会に、帯広の大道芸フェスティバルで顔見知りのパフォマー「クラウン・ロト」こと「YOSHI」さんが参加しているのだ。

彼を見掛けたら、ちょうどこの日の演技が終了したところだったが、私の顔を見て「なんで坂本さんの家族がここに居るの?」と驚いていた。明日、もう一度彼の演技を見に来る約束をして別れて、昔のウィスキー工場の跡地を改装した「ディスィラリー地区」の「ミル・ストリート・ブリュワリー」に歩いて行って夕食を食べる。私たちのテーブルに付いた担当者が学生のバイト風の男の学生であったが、「おねぇ系」の青年で妻と娘が可愛くて親切だからチップをはずんでやって欲しいという。カナダにもおねぇ系の人が結構多そうだ。

帰りに再びバスカーフェスト会場を通ってヒルトンホテルまで徒歩で戻った。今日はかなりの距離を歩いたことになる。明日からの足の状態が心配だ。(つづく)