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観光カリスマ
坂本和昭のブログ


■2011-08-31-Wednesday トロント④

4日目(27日)は

10:00からロイヤル・オンタリオ博物館の見学に行く。

カナダは歴史が浅い国だから、カナダ独自の物は少なくて、中国や日本やエジプト、ギリシャなどの陳列物や、恐竜や動物などの展示物が多いのが特徴だ。建物は斬新な設計であったが、順路が分かり難くて、行き止まりにいっては同じ場所を戻るはめに何度も陥ってしまった。

博物館近くの高級ブランド店が並んでいる通りを歩いて昼食を食べる場所を探したが、なかなか良い店が見当たらない。

ケンタッキー・フライド・チキンを食べたいと思い探したらKFCの文字を見つけて喜んで入店したら、同じKFC系列でもタコスの店で、フライドチキンはいつものオリジナルは無くてクリスピーという骨無しのタイプしかなかったが我慢して食べて、再度、バスカーフェストの会場に行く。娘がすっかり大道芸好きになってしまい。毎日でも見たいというのだ。

2:00頃まで大道芸を見た後、一旦ホテルに戻り、妻の知り合いの知り合いがトロント郊外に住んでいるという、しかも私の妹の高校の同級生だともいうので、その方に連絡を入れてみた。

お会いして、娘に何か緊急な助けがいることがあった時にはお願いしようと思っていたのだが・・・。娘が24日にタクシーの中に携帯電話を忘れた為に連絡先が判らずに連絡が遅くなってしまったのだ。

連絡がついてみると、電車で50分ほどの距離だというし、1時間に1本しか電車がないともいうので、お電話だけで失礼した。やはり近場に日本人の知り合いが住んでいるというだけでも心強いものだ。

時間が出来たので、荷物を持って娘の住んでいる家に行くことにした。

地下鉄とバスを乗り継いで中心街から30分程度の場所だというが、荷物はトランク一個と袋が数個であるから、タクシーで行こうよと私が言って、ヒルトンホテルからタクシーに乗った。あらかじめ、紙に娘の住所を書いたものを作って運転手に渡したが、良く判らないらしい。

しかし、運転手はカーナビがあるから「ドントウォリー」だと言う。娘も車で行ったことがないから道は良く判らないという。近くまで行けばなんとかなるだろうと乗ったのだが・・・。

タクシーは高速道路に乗って、カーナビの右に曲がれ!とか左に曲がれの指示を無視して走る、走る。どこに行くのだろうと、かなり不安な気持ちになったが、娘が乗る地下鉄の駅が見えたので一安心した、だが、何だか遠回りされたような感じがした。

娘の暮らしているのは郊外の一軒家でいわゆるシェアハウスというやつで数人で共同で暮らしているのだが、とても狭い一部屋で生活している。娘は快適だと言っているのだが、親としてはもう少し良い所に住まわせてやりたい。でも、娘は親の金をあてにせずに自分の力だけでやれるところまでやってみたいと殊勝なことを言うので任せているのだが・・・。

荷物を置いて来たので身軽になったので、帰りはバスと地下鉄で中心街に戻る。バスと地下鉄はとても合理的に運営されていて、バスに乗る時に、娘から小さなコイン状の乗車券(2ドル50セント)を貰って払っただけで、地下鉄の乗り換え時もフリーパス、地下鉄を降りる時もそのまま改札を通るだけである。

日本と違って、料金も安いし、シンプルだからとても分かり易い。

劇場街にある骨とう品店を見に行ったが、買いたいようなものはなにも無かった。やはり、骨とう品店はヨーロッパの方が面白いものが一杯ある。近くの大きなゴルフショップで、日本では売っていない帽子などを買って、またまたバスカーフェストの会場に歩いて行った。トロントの中心街はほとんどの道を歩いたから、もう地理は十分に理解できた。やはり知らない街は歩くに限る。

夕食はドレスコード(服飾規定)のある50数階の高さにある高級レストランで食べようと計画していたが、娘が大道芸を見ていたいと言うので、会場前のイタリアンレストランの路面で食べることにした。結局イタリアンのピザとスパゲッティばかり食べていたような感じだ。

9:00過ぎまで大道芸を見てホテルに戻って寝た。(つづく)