東京の日本経済新聞社本社の文化部の記者からの要請で、5日の午後2時に取材を受ける約束をしていた。
私の「マジック関係本収集」を取材したいという申し出である。
当初は8月17日に取材を受けることになっていたが、都合が悪くなって延び延びになっていた。
全国の各種のコレクターのことを取材して歩いているとのこと。
私のマジック関係本が7500冊ほどもあるということを、どこからか聞きつけて是非とも取材したいという。
わざわざ東京から取材に訪れるというのだが、天気はあいにくの雨である。ひょっとして飛行機が飛ばないかもと心配していたら、正午に、その記者から電話が入ったので・・・。
記者も雨で来られなくなったら困ると判断して前日の4日に札幌入りし、5日に列車で帯広に向かう方が確実だと判断して、スケジュールを組んだら、東京ー帯広間の飛行機は通常運行したが、逆に列車の方が大雨のせいで占冠駅でストップしてしまったと言う。
約束の時間には到着できそうにないという連絡であった。その後ノロノロ運転で動き出したという連絡が入り、1時間遅れの3時過ぎから取材が始まった。
私がマジックの話を始めたら、ちょっとやそっとでは終わらない。なにせ42年間の、しかも濃〜い話が一杯なのである。6時半まで3時間しゃべり続けたら、さすがにのども渇いたし、お腹が空いてしまったので、北の屋台で食べながら飲みながら話を続けることにした。
9時半まで北の屋台で話していたから、通算で6時間も話し続けたことになる。
来週あたりに、日本経済新聞の最終頁(その他の新聞だとテレビ欄の頁にあたる)のど真ん中の「文化」というコーナーに掲載になる予定だ。
久し振りに「全国版」に登場する予定である。
果たして、6時間分の取材内容がどれだけ凝縮した記事になるのかとても楽しみである。