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観光カリスマ
坂本和昭のブログ


■2011-09-08-Thursday 諸事雑感

7日午前7時33分に

ひだかで震度4の地震が発生した。またまた我が家の電波時計による地震予知が的中したことになる(この文章は7日午前8時半に書いている)。

ノロノロとした台風12号の影響で大雨に見舞われて地盤が緩んでいる場所で発生しなくて良かった。それが心配だったのだ。

この台風の影響で北海道でも大雨が降った。十勝も上士幌町糠平で440ミリも降ったというから大変な被害であろう。

被害がどれくらいなのかはこれからの調査によるが、十勝川も増水して河川敷の野球グランドやゴルフ場が冠水してしまったというから今年はもう使用は難しいのではなかろうか?今後被害が拡大することは必至であろう。こんな大雨は、確か昭和56年だったと記憶しているが、当時毎日興じていた朝野球が河川敷グランドが冠水して使用できなくなって以来ではなかろうかと思う。

和歌山県や奈良県の被害は甚大で、死者、行方不明者が100名を超えたという。

先の東日本大震災といい今回の台風の被害といい、大規模な被害の天災がたて続けに起きている。

これは地球が、人間に対して生き方を変えろとでも言っているかのように感じている。人間は自然に対してもっと謙虚にならなければいけないということだろう。

津波、洪水、土砂崩れなどの危険性が高い場所には人間は住むべきではないのだろう。人間の力で自然災害を防げるなどと、自然を侮ってはいけないのだ。自然の中には人が住むべきではない「忌み地」というものが存在するのではなかろうか?古代の人間は「水」を恐れ、そして「水」に感謝して暮らしていたと思うのである。

東日本大震災で東北がやられ、台風12号で和歌山や奈良や北海道が被害を受けた。今年は農作物が足りなくなるのは必至ではないのか?

そんな中で野田政権は、TPPにも積極姿勢のようだが・・・。

製造業がグローバル化しなければ生き残っていけないのは世界のすう勢だろう。どの道、大企業は、会社が生き残ることしか考えていないから製造拠点を人件費が安い国に移行させるのは防ぎ様がないことではないのか?

たとえTPPを批准したとしても、やがて製造業は日本国外に逃げ出すことになるだろう。その時に日本の農業が壊滅していたら日本は一体どうなってしまうのだろうか?

民主党は、あいかわらず小宮山洋子新厚生労働大臣の700円のタバコ増税発言のような思い付き発言で早速に閣内不一致を露呈した。担当所管でもない省庁のことを就任時の会見で言うのは勉強不足でタバコは厚生労働だと思ったのか、それとも大臣になれて舞い上がったのか?

いずれにしろ、政治家にはもっと長期的で抜本的な国造りを考えて貰いたいと思う。