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観光カリスマ
坂本和昭のブログ


■2011-09-18-Sunday シンクロ・フィギュア

長女がキャプテンを務めている

フィギュア・スケートのシンクロナイズド・スケーティングの「神宮アイス・メッセンジャーズ・グレース」というチームが帯広で合宿をすことになった。9月16日(金)〜19日(月)までの4日間、総勢16名ほどの参加予定者数で、帯広の森アイスアリーナで1日6時間ずつのスケーティングをするという。

本州のスケートリンクは3・11の東日本大震災で東北地方のリンクがダメになり、東京の神宮スケート場も天井が落下してしばらく使用不能になっていた(現在は復旧している)から、玉突き現象で、日本のスケート場は需要過多の状態が続いている。

なかなかまとまった練習時間が取れないということで、どこか十分な練習が出来る場所を探していたのだ。

そこに、帯広市が、東日本大震災対応で合宿誘致の政策を取るとの新聞記事が出たので、娘のチームもその対象になるのか市役所に確認したところ、その対象になるとの返事だったので、娘のチームは旅費を掛けてもまとめて滑られる帯広を合宿地に選んだのだった。

帯広を選んだのは良いのだが、娘から「スウェーデンから世界的なフィギュアスケートのコーチのアンドレアさんを招致してレッスンを受けることになったから、お父さんは送り迎えやカメラマンをやってね!」と言われたのだ。

何でもアンドレアさんはスウェーデンでは知らない人が居ないというほどの世界的なスケーターなのだそうだ。日本プロ野球で言えば長嶋茂雄さんか王貞治さんクラスの人らしい。

そんなスゴイ人を接待しろと言われても・・・。

妻からも、「東京では選手のご両親が、いつも選手の送迎や音出しや カメラマンなどを交代でやってくれているのよ。私達は北海道という遠隔地にいるからそれらが出来ずにいるので、今回の合宿で一気にその役目を果たすつもりなんだから16〜19日は完全にスケジュールを空けておいてね」と言われたので18・19日に入っていたゴルフはキャンセルしたのである。

すると2日前の14日夜にコーチから、全員は行けなくなったという電話が妻のところに入った。

飛行機のチケットから宿の手配まで妻が全てを取り仕切ってやっている。前日の急なことだから妻もパニックになって15日はキャンセルの手配やら、なにやらでしっちゃかめっちゃかになっていた。

何だか難しいトラブルが発生したようなのである。

結局、16日に帯広入りしたのは、アンドレアさんと星野コーチと選手が5名の総勢7人であった。

それでも、彼女らは帯広での合宿を無駄にするまいと、アンドレアさんが驚いて感心するほど熱心に滑っていた。すごい情熱である。

私も、運転手兼カメラマンとしてフルに働いた。何せ、07:30にアンドレアさんを北海道ホテルに迎えに行って、8:00〜10:00の練習をビデオ撮影し10:10にまたホテルに送る。12:30にまた北海道ホテルに迎えに行って13:00〜15:00までビデオ撮影、15:10にはホテルに送る。17:30から全員と一緒に食事をして18:30にはリンクに送り、19:00〜21:00までビデオ撮影、21:10にホテルにアンドレアを送って終了。彼女らが滑っていない時間帯の私の自由時間は実質的には1時間ほどずつしかない。ビデオの撮影も、私が写した映像で演技内容やフォームなどの確認をするからキチッと撮影しなきゃならないから緊張して落ち着かないこと甚だしい。これをほぼ4日間もやったのだから、とにかく疲れた〜!。

19日に無事に帯広を離れてくれたので、一息ホッとしているところである。(この文章は20日に書いている)