向かっていくのだろうか?
少子高齢化の傾向はますます進んでいる。
大都会への人口の一極集中も進んでいる。
東日本大震災の復興財源で税金は上がりそうだ。
日本国の借金もますます増えそうだ。
福島の放射能はまだハッキリしたことが発表されないから詳細は不明だが、聞くところによると福島第一原発の30㎞(放射能の流れた方向によってはそれ以上)圏は今後数十年間は人が住めないくらいの放射能があるとのこと。
暗〜い話ばかりである。
不況で仕事が無い、仕事が無いというが、十勝ならいざ知らず、東京や大阪などの大都会なら、掃除等、人が嫌がる3Kの職業等ならまだまだ需要はあると聞く。
若い連中は、自分に合った職業を探したいといって、せっかく勤めた会社を簡単に辞めてしまうらしい。彼等若者は辛い仕事や汚れる仕事はやりたくないという。
税金も上がる様だし、年金も、このままでは本当にもらえるかどうかは判らない。医療費の自己負担額も上がるようだ。
生活を守る為に、自給自足に近い生活をするには、作物を作る土地が必要だが、東京では無理な話だろう。
このまま行ったら、東京に大多数のホームレスが集まることになるのではないのか?
都会のホームレスは生産的な活動はほとんど出来ないだろうから、少なからず他人に頼ることになる。
東京都もそれだけの数の非生産者を支えることは出来ないだろう。
犯罪も増えるかもしれない。ホームレスでいるよりも、刑務所の方が少なくとも食住は確保できるし、病気になっても診察してもらえるからだ。だから、わざと犯罪を犯して、刑務所に入って安定した生活をしようと考える輩が増える可能性が高い。
しかも、しょっちゅう出たり入ったりするのは面倒だ。複数殺せば死刑の可能性があるが、一人殺しただけなら、悪くても20年くらいの刑期だろうと、誰でも良いから殺したなんていう通り魔的な、刹那的な殺人事件が多発するのではないか?
日本の政治家や官僚は、いざとなれば、この国の借金は、「徳政令」でも発布してチャラにするつもりでいるのではないかとさえ思い始めている。
これからは田舎に引っ込んで、農業をやりながら、最低限自分が食べるものは自分で生産するという暮らし方が一番なのかも知れない。
そこに、エネルギーを自前で生産して、そのエネルギーで住宅や自動車や農耕器具も動かせれば鬼に金棒である。
アレッ、これは1994年に十勝環境ラボラトリーで発表したライフスタイルに似ているなぁ〜。
17年も前に構想して否定されたことだが、それが現代にマッチしそうになってきたなんて、なんだか不思議な気持ちだ。
もう一度深く考え直してみるか。