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観光カリスマ
坂本和昭のブログ


■2011-10-02-Sunday ビックリ!

1日正午にG君の妹から

私の携帯に「Gの妹です。電話を替ります」と電話が入った。

エッ???と思っている内に「誰だか判る〜?」と女性が電話に出た。

何と、アメリカのコロラド州ボルダー市に暮らす秋間美江子さん(85歳)から、今、帯広に来たという電話である。

私を驚かせようと、いきなり私の会社に来たが、(土・日は休日にしているので)私が不在だったから携帯に電話を掛けたと言うのである。

秋間さんはいつも突然に訪れる。

3年前に帯広に来た時は、妻と温泉銭湯に行っていて、そこでいきなり出会って「さっき帯広に着いたのよ!明日、坂本さんに電話して驚かせようと思っていたのに・・・、偶然こんな場所で出会うなんて・・・」ということがあったほどなのだ。

秋間さんとは、1995年に帯広青年会議所が「国際環境大学構想」を掲げた際に、私が団長になってボルダー市の「コロラド州立大学視察」で10人ほどの集団で訪れた際に大変お世話になってからのお付き合いである。

G君もこの時に一緒にボルダーに行って以来、秋間さんとは家族同士の付き合いなのである。

以来、ボルダーからは何人も帯広を訪れているし、私も家族連れでボルダーを訪れてもいる。

去年の4月に、ボルダー市の近く(といっても200㎞以上はゆうに離れているが)のコロラドスプリングスで長女のやっている「フィギュア・スケートのシンクロナイズド・スケーティングの世界大会」が開催された際にも、秋間さんはわざわざ自家用車を運転して見学に来てくれたのであった。翌日も秋間さんの運転する車で、Garden of the GodsやAir Force Academyなどをご案内していただいたのだ。

私の父と同じ昭和2年生まれであるから、今年85歳である。私達が最初にボルダーを訪れた時には健在だった夫の浩さんも10年ほど前に亡くされていて、自身も癌で何度も手術をしているのに、今回は東日本大震災のボランティア活動に来て、ついこの前まで気仙沼にいたのだというから、ものすごい体力とバイタリティである。

1日は「1時から会社に出ますから」と約束して、会社の4階で妻がやっている介護の店「シニア・ケアー・ショップ・パーム」でお会いした。コロラドスプリングスの写真アルバム等を見せて2時間ほど話し込んだ。妻は何度かの行き来の間に、いつの間にか私よりも秋間さんと仲良くなっている。

「以前に北の屋台でごちそうになったチーズを溶かしてポテトに乗せる料理が食べたい」と言われたので、北の屋台を卒業した「らくれっと」にお連れしてたっぷり堪能してもらった。

アメリカでは、ラクレットチーズのように電熱器で溶かして食べるような食べ方が無いのだという。

食べていたら、チーズを作っている宮嶋さんが偶然に訪ねて来た、宮嶋さんはウィンスコンシン州の大学を卒業しているが、学生時代にボルダーを訪ねたことがあるというので話が弾んだのだ。

人のつながり「縁」というものは実に不思議なものである。

昨日はとても楽しいひとときを過ごすことができた。