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観光カリスマ
坂本和昭のブログ


■2011-10-17-Monday 函館

5年振りに函館に行って来た。

15(土)・16(日)日と北海道青年会議所道南エリアのアカデミー研修会の講師として函館に行って来た。

私が青年会議所(JC)の現役だった頃は「ブロック会議」と呼んでいたのだが、最近はエリア会議と名称が変わったようである。

今年度の道南地域(後志・胆振・日高・渡島・桧山)の15地区(函館・小樽・苫小牧など)で構成されているJCの集まりで、今年度の締めくくりの大会が函館市湯の川温泉で開催され、新入会員(アカデミー)の塾の最後の講師として私が呼ばれたのである。

函館JCの方から、北海道地区に出向している帯広JCの現役会員を通じて要請があったのである。

しかも、妻同伴で来て欲しいとのこと、妻に尋ねたら「是非とも行く」と言う。次女が函館白百合高校に行っていたので、妻も何度も函館に行っているが、次女が高校を卒業した後5年間は函館を訪れたことはないので久し振りに行きたい、ついこの前に「中空土偶」の常設展示が始まったというニュースを見たので是非それも見たいと云うのだ。

函館JCの担当者のT女史は「グリーン車」を手配しますと言ってくれる。妻同伴でグリーン車で往復なんて、すごい待遇である。

「15日の14時から90分間の講演を」という依頼なので、帯広からJRで行くには早朝6:48発の列車で行かなければ間に合わないのだが、妻は何だかとても嬉しそうである。

南千歳駅で乗り継ぎの時間が3分と短い。このところ雨や風で占冠辺りで列車が止まることが多いのでやや気掛かりではあるのだが、順調に行けば乗り継ぎ時間は短い方が楽である。今回は天気予報では北海道は暴風雨だというので心配したが列車が順調で助かった。

私は結構強烈な「晴れ男」なのである。旅行で傘を差したことはないほどなのだ。

南千歳で乗り換えてすぐに長万部名物、駅弁の「かにめし」を予約した。函館に行く時にはこれが楽しみのひとつなのである。

函館に着いたら、昼食に塩ラーメンを食べようと思ったので二人で一つを分け合って食べた。

函館駅で、函館JCのT女史と室蘭JCのk君が出迎えてくれた。二人から「昼食はお寿司でも」と言われたのだが、駅弁を半分食べていたので塩ラーメンを希望した。5年前に駅の近くの大門地区の中華料理屋で食べた塩ラーメンが食べたいと希望した。店の名前は失念していたが、だいたいの場所は覚えている。車でグルグル回ってようやく探し当てたが、店の名前は「汪(ワン)」という古い店であった。ここのスープはあっさりしていて私達二人には、絶品であるが若い二人には少々物足りなかったかも・・・。

食べ終わってから会場の湯の川温泉「花びし」に入る。宿泊も同じホテルだ。部屋に着いて一服したら、妻は早速一人で観光に出掛けた。私は一人部屋で講演の構想を練っていたのに・・・。

講演は、まぁいつも通りの感じであった。

16:40に講演を終了し部屋に戻ったら妻もちょうど戻ったところであった。

18:00から懇親会が同じホテルで開催される。ここで手品を披露することになっているのだ。道具を持っていくのは大変だから荷物にならない「ロープマジック」をやることにした。

宴会は200名ほどの道南エリアのJCメンバーが参加している。皆40歳前だから元気だ。同席した道南エリアのS副会長がしきりに妻に「お見苦しいモノをお見せするかも・・・」とさかんに予防線を張っている。

宴会が始まったら、函館駅に出迎えてくれた室蘭JCのK君がふんどし姿で登場したので妻も驚いたようだ。妻は「アッあの人は出迎えてくれたKさんじゃないの?服を着ていた時には・・・」と楽しそうに笑う。女も50歳を越えて久しくなると、こんな程度のことで恥ずかしがるはずもない。私以上に宴会芸を楽しんでいた。

まぁ、どこのJCにもやたら服を脱ぎたがる人間がいるものだ。(つづく)