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観光カリスマ
坂本和昭のブログ


■2011-12-24-Saturday 留萌

叔母の葬儀に

母が出席したいというので妹が同行することになったが、この二人だけでは心配なので私も同行することにした。なにせこの二人はすこぶるつきの方向音痴で、数年前に札幌の伯母が亡くなった時にもこの3人で札幌にJRで向かったのだが、足の悪い母は移動に時間が掛かるから先にホームで待っていると言うので、私はキオスクで買い物をしてから、帯広始発の列車に乗ったら、先に居るはずの2人が居ないのである。まさかと思って反対側の釧路方面に向かうホームに行ったら、2人がそこで待っていたのだ。札幌に行くのに反対方向の釧路に行ってどうする!あわててそのこから札幌行きの列車まで連れて来たことがあったほどだ。

札幌ですらこれなのだから、ましてや冬の留萌にこの2人だけでやるのは心配である。それなら同行したほうがよっぽど楽なのである。

午前9:07帯広駅発の列車は8分遅れで釧路から到着したが、札幌までの天候は良好で遅れを6分取り戻して2分遅れで札幌駅に到着した。

バスを選んだのは幸いで、この日のJRは留萌線は運行停止になっていた。

都市間バスのターミナルは駅と地下で繋がっているので、とりあえず母と妹を地下に残して私が切符を購入してきた。留萌行きのバスは12:20発なので昼食を取っている時間がないので弁当を購入してバスの中で食べることにした。弁当を買った時点で時計は11:50を指している。妹が12:00発のバスがあるからそれに乗ろうと言う。私が「留萌行きのバスがそんなに頻繁に出ているはずがない」と言ったのだが、妹は「インターネットで調べたから間違いない」と力説するので乗り場まで行ってみたらやはり12:20発のしかない。どうやら他社のバスの時間のことを言っているようだ。バスは空いていたのに寒い中余計に並んで待ってバスに乗り込むことになった。

岩見沢辺りまでは天候は良好であったが、過ぎた辺りから曇りになり始めて雪と風が出てきた。高速道路は深川から先は悪天候の為、通行禁止になっているとのことで、深川から一般道路に降りての走行になった。

予定よりも40分以上の遅れであるが、深川の郊外からバスの外の景色が一変した。ものすごい降雪量と猛吹雪なのである。農家の軒先の屋根から、ヘアースタイルのリーゼントよろしく雪のひさしが丸まって飛び出している。道路は地吹雪で見えない。自動車を運転して来ないで良かったと心底思った。

留萌に45分ほど遅れて到着。まずは母のすぐ下の叔母の家に行く。母は3人姉妹の長女である。今回亡くなったのは一番下の母よりも4歳若い叔母である。

亡くなった叔母はもともと細い人で普段から体重が40kgほどしかないような人だったが、遺体はさらにやせ細っていた。

弔問客がひっきりなしに来るので、我々は邪魔になるから2番目の叔母の家に戻り、夕食に寿司を取って食べた。母と叔母は子供時代の昔話をしている。4時間くらいも話していたろうか?11時にホテルに戻って寝ることにした。