大晦日に我が家で、妻の両親と母と息子の6人で年越しをした。2人の娘はカナダのトロントに居る。次女はトロントに留学中で、長女はたまたまフィギュアスケートのシンクロナイズドスケーティングの国際大会がカナダのロンドンで28・29日に開催されており、ロンドンはトロントの近くなので大会終了後に次女と会っていたのだった。我が家も国際的になったものである。孫の顔を見せてあげようと思ってスカイプを用意していたのだが、なかなか双方の時間が合わなくてスカイプで繋がることは残念ながらできなかった。
ホテルのおせち料理を購入していたのだが、あまり食べたくなるような料理が少ない。昔のように1週間程度も料理をしない為に作り置きしておくおせち料理は、元旦から店が開いている現代ではあまり意味がないように感じる。むしろ、オードブルみたいな感じのものの方が適しているようだ。
8月にトロントに行った際に購入してきた「アイスワイン」を飲んだのだがとても甘〜いワインで、昔の「赤玉ポートワイン」のような感じがした。食前酒として一口飲むには良いが、普通のワインのようには甘ったるくて飲めないワインであった。
ひとしきり今年の話をしながら、食べて飲んだが、2時間もしたら、「もう、年寄りなので、疲れたから」と8時半には早々に自宅に戻って行った。
残った妻と息子の3人ではテレビの好みも合わないから、風呂に入ったり、別々のテレビを見たりとバラバラに過ごした。まぁ、男の家族なんてこんなものなのだろうなぁ〜。
1時には就寝した。
元旦の朝は快晴で気持ちが良かった。
同じ敷地内にある母の家で、お雑煮を食べる。年賀状を見て、年末ジャンボ宝くじの番号を調べるが、今年も当たらなかった。買わなければ絶対に当たらない訳だから、一応買ってはみるのだが・・・、これまで一度も当たったことがない。外れたら、宝くじが当たったら運を使い果たしてしまうから当たらない方が良いのだと自分に言い聞かせて一人納得する。
10:30にトロントの娘とスカイプが繋がった。カナダはこれから大晦日の夜を迎えると言う。地球の反対側の様子が見られるのだから便利なものである。
これから神社に参拝に行ってこようと思う。段々曇って来たので寒そうだ。
今年の1月末に、私は54歳になる。今年が結婚27年目だから、ちょうど人生の半分を妻と一緒に居ることになる。今年が良い年になるように祈って来ようと思う。
神社が空いていて驚いた。いつも昼頃に行くのだが、例年鳥居のところくらいまで並ぶのに、今年はまったく並ばずにそのままお参りすることが出来た。去年よりも賽銭を入れる場所を拡張していたから参拝の流れがスムーズになったのかもしれないが・・・。
これまた恒例の高橋まんじゅう屋によっておやきを買って妻の実家に挨拶に行くのだが、これまた空いていた。何だか不思議な感じがするなぁ。
2時半頃に地震があったし、元旦だと言うのに親類が亡くなったという電話が入って明日が通夜だと言う。
なんだか妙な感じのする元旦である。