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観光カリスマ
坂本和昭のブログ


■2012-02-29-Wednesday すぐき

京都に行って来た妻に

頼んで、お土産に「すぐき漬け」を買ってきてもらった。

私は、京都の「すぐき漬け」を高校生の時の修学旅行で食べてからというもの大好物なのだが・・・。

帯広のデパートでもたまに「京の老舗まつり」とか「京都うまいもの展」とか云う催しをやって、京都の漬物屋さんが何店か出店するのだが、北海道では「すぐき漬け」は売れないからと、「キザミすぐき漬け(細かく切ったすぐき漬け)」しか持って来ないのだ。カブのままの状態では帯広では手に入らないのだ。

どうも、すぐき漬けの乳酸菌発酵による酸っぱさが、北海道では漬物が古くなって悪くなったと勘違いする人が多いようなのだ。

以前、知人に、京都土産にすぐきを買って来たら、「一口食べたら酸っぱくなっていて、もう悪くなっていたから捨てたよ」と言われて愕然としたことがあった。高価な漬物なのに・・・。知らないということは恐ろしいことである。

以来、帯広の人にお土産で買ってくることはなくなった。いつも私だけの楽しみにしている。

京都の大学に行った友人に頼んで、買って来てもらったこともある。すぐきに白ゴマをまぶして醤油を少々かけたものをおつまみにして、日本酒を呑むのがことのほか好きであった。

私のお勧めは「なり田」のすぐきだ。以前は京都に行ったら、タクシーを飛ばして上賀茂神社近くの本店まで買いに行ったものだ。

京都駅が新しくなってから支店が出たので、それからはわざわざ本店まで行くことはなくなったが・・・。今回、妻に京都駅の地下にあるはずだと伝えておいたのだが、分からなかったらしく、妻はわざわざ高島屋の地下まで行って買って来たと恩着せがましく言うのである。それでも買ってくるだけ良しとしよう。今晩の夕食が楽しみである。