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観光カリスマ
坂本和昭のブログ


■2012-03-11-Sunday 大震災1周年

今日3月11日は

東日本大震災から満1年目である。

テレビでは先週から震災関係の特集番組が放送されているが、昨日と今日は、どの局もそればっかりという感じである。

現在の被災地の様子を映している場面を見て思う事は「それにしても、復興があまりにも遅過ぎないか?」という感想だ。

阪神淡路大震災と比較してみても、東日本大震災の方が規模が広いと云うことと福島第一原発事故があったことが影響していることを差し引いたとしても、あまりに遅いと感じるのだ。

瓦礫の処理も進んでいないし、第一、政府の方針が定まっていない。日本人は実にまずい時期に民主党及び菅直人と云う史上最低の男に政権を渡してしまったようだ。

かと云って、自民党だったらまだ良かったのかと云うと、谷垣総裁では菅と同程度かなとも感じるから、目クソ鼻クソか。

1年経っても被災地がまだこんな状態なのに、国会議員のアホ共は政争を繰り返している。いっそのこと、国会議員全員をクビにした方が良いのではなかろうか?

国立劇場で行われた政府主催の追悼式に天皇陛下が病後間も無い御身体なのに出席されてお言葉を述べられていた。

その前の野田首相の虚しい言葉との差がモロに出ていたように感じた。

今回の大震災において政治家の対応能力の無さと、国民からまるで信頼されていない姿を見るにつけ、もしも天皇皇后両陛下が居られなかったらどうなっていたのだろうか?

私は別に天皇制というものを崇拝してはいないが、日本人にとっては天皇と云う象徴は必要なものだと感じた。

被災地、特に福島県の原発避難地域の惨状は酷過ぎる。家畜やペットが野生化している状況はまとも画面を見ていられないほどだ。

政府は、まず福島県の惨状を何とかしてあげなければ存在価値がない。

今朝のテレビで、細野豪志が当時の言い訳ばかりを言っていたが、言い訳は実に見苦しい。政治は結果責任だ。

とここまで書いていたら、17:33頃にドド〜ンと地響きがした。

この状況で、首都直下型地震だとか南海地震だとかが起きたら・・・。

忘れっぽい日本人に、常に備えておけよと警告を与えているのかも知れないなぁ。

夜のBSTBSで震災特集をやっていたが、仙台市の歓楽街国分町では飲食店や飲み屋が空前の好景気で、ベンツなどの高級外車や高額のペルシャ絨毯が飛ぶように売れていると云う。解説では、人生何が起こるか判らないから我慢をやめて刹那的に今を楽しもうという心理になっているとのことだが・・・。

一方で津波の被害に会った沿岸部では、家を無くして、しかもそのローンが残って悲惨な状態になっている人が大勢いる。

政府がやるべきことは雇用を生み出すような援助であるべきだろうに、建設業者への仕事ばかりであるようだ。

1年経ったのだから、もっと、自分で自分等の生活を何とかしたいと考えている被災者の人達に、手厚く的確な援助が出来るように、一刻も早く手を打って欲しいと望む。