«前の日記(■2012-03-30-Friday) 最新 次の日記(■2012-04-01-Sunday)»
 | トップ |  | ビル概要 |  | テナント構成 |  | 沿革 |  | アクセス |

観光カリスマ
坂本和昭のブログ


■2012-03-31-Saturday マラソン大会

一昨年から開催の準備をしてきた

帯広でのマラソン大会が、ようやく今年の11月4日(日)に開催できる運びになった。

3月29日の夜に帯広市役所で第3回目の「仮称:第一回フードバレーとかちマラソン大会開催準備委員会」(前段の開催検討委員会で3回開催したので計6回開催)が開催された。

本来は去年の10月末に開催する予定で準備を進めていたのだが、いかんせん私の力不足で資金集めの問題とコースの問題などで一旦断念したが、市役所に働きかけて「開基130年、市制施行80年」の記念の大会として位置付けていただき予算を獲得してもらうことに成功したので、ようやく1年遅れで陽の目を見ることになったのである。

昨年から「仮称:第一回フードバレーとかちマラソン大会開催準備委員会」として合計6回の会議を重ねてきたが、これまでこのブログには一切このマラソン大会のことは書かなかった。それと云うのも、市議会の承認が得られる前に情報だけが一人歩きをしてしまうと、オジャンになってしまう可能性があったからだ。

民間で開催するのとは事情が異なり、予算付けには市議会の承認が必要な事項なので、もしも議題に上がる前に情報が漏れて「俺は聞いていないゾ!」と市議会議員のご機嫌を損ねてしまわない様に気を使ったのである。

しかし、無事に議会の承認も得て予算が付いたので、ようやく発表できることになったと云う次第である。

「準備委員会」は今回の会議で解散し、4月からは正式に「実行委員会」に衣替えしてスタートする。

「実行委員会」のメンバーは「十勝陸上競技協会」「商工会議所」「青年会議所」「観光コンベンション協会」「ホテル旅館組合」などの組織から選出されることになる。私は組織と云うものに属していないので実行委員会に入ることは叶わないが側面から支援をしていくつもりだ。

準備委員会の計画段階では、去年の開催日程案と同様に10月最終日曜日ということで10月28日(日)を予定していた。早目に告知したいと云う事で2月26日の「東京マラソン」の際にチラシを3000枚作ってPRし手応えを感じたのだが、何とその後で、同じ十勝の陸別町が同じ10月28日にマラソン大会を計画していると云うことが判明した。事務局は電話一本で確認できる事項を何故に事前にシッカリと確認しておかないのだろうか?これは事務局の大失態である。

結局、後発の帯広が先発の陸別に大会日程をぶつけることは出来ないということで日程を1週間遅らせて、11月4日(日)と北海道のマラソン大会としては一番最後の設定になったのだ。最初から拍子抜けしてしまう事態ではないか。

11月4日は気温が低いイメージがあるが、例年の天気状況では晴れが多く、暖かい日も多いのでランナーにとっては丁度良いくらいの気候かもしれないが・・・。

ただ沿道で応援する人には少々寒いかもしれない。大会当日が暖かくなることを祈ろう。

心配していたコース設定も、市街地の藤丸百貨店前をスタートして、競馬場前の白樺通りを西に向かい、帯広の森競技場で折り返して、ゴールは中央公園という市街地を走るコース取りで警察の内諾も得たと云う。29日には公認コースの認定を受ける為のテスト走行調査をおこなったとの報告もあった。

大会の名称はまだ「仮称」が付いている。ご機嫌取りなのか、米沢市長の肝いり事業である「フードバレー」と云う名称を付けているが、この大会を長く続けていくつもりなら、事業名ではなく普遍的な名称を付ける必要があるだろうと思う。もしも市長が途中で交代し、事業の継続が為されなければ、大会名の変更と云う困る事態になりかねないからだ。実行委員会は現市長に媚びることのない大会名を付けてもらいたい。

懸念材料は、議会の関係で事前のPRが出来なかったことで、一般ランナーへの情報発信がなされていないことだ。そこにもってきて、東京マラソンでの日程の誤情報(結果的に)の発信である。これから一生懸命に宣伝する必要があるだろう。

市の予算が付いたとは言っても、資金はまだまだ不足しているから資金集めも大変だろうし、ボランティアで協力してくれる人を募集するのも大変な作業である。

私は実行委員会には入れないからその辺の懸念の解消は直接できないが、協力はしていくつもりだ。

何とか成功してもらいたいものである。第一回大会が成功すれば、その後の会は予算も少なくて済むからだ。

マラソン大会の成功を祈念する。