「地域開発 2012.3」57頁とあるから、一般財団法人地域開発センターが発行している月刊誌の先月号であろう。問題なのは、『調査報告「北海道帯広市/街の「へそ」の屋台を展開—地域振興、起業支援、地産地消を目指す「北の屋台」』と題して、明星大学経済学部の関満博教授が執筆している文章だ。関教授と云えばテレビにも良く出演される有名な大学教授の人である。
最初の北の屋台の説明は、私が書いている北の屋台の文章とほぼ同内容をナゾッテいるから何の問題もないが、59ページの『人びとの「思い」の結集』の段落のところはヒドイ内容である。さも、現専務理事のKが中心になって作ったかのように記述してあるのだ。おそらくKが関教授に「自分が作った」とでも言ったのを、関教授もそのまま信じて記載したものだろう。
私も新聞にコラムを書いている身であるから、他人にインタヴューしたものや組織の歴史的な事を書く場合には一応文献を調べたり、別な人間にも確認してから書くように心掛けている。それが責任ある文章につながると考えているからだ。ちょっと調べればすぐに分かるKのウソを見抜けずに称賛しているところみると、それだけKの話術が巧みだったと言うことなのかもしれない。
Kは私と云う存在を一切出さずに、全部自分がやったとでも言うつもりなのだろう。
もしも、このKが話した内容が事実だとでも言うのなら、何故にKは「観光カリスマ」に推挙されていないのか?そして何故に私が「観光カリスマ」に推挙されているのか?是非ともKにその理由を聞いてみたいものである。答えられないだろうけど。
切り抜きを送ってくれた大学教授によると、2月に東京で行われた経産省の「中心市街地商業等活性化事業」の午後1時からの委員会にKが明らかに酒を飲んだ赤ら顔で出席し、周りの出席者からヒンシュクをかったという逸話も書いてあったが、帯広の北の屋台という名前を背負っていることを自覚してもらいたいものだ。どこまでも恥知らずで恥さらしな奴である。