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観光カリスマ
坂本和昭のブログ


■2012-04-17-Tuesday スウェーデン2

現在、スウェーデンへの直行便が

飛んでいないので途中で乗り換えが必要になる。

飛行機は世界一安全な航空会社と言われているドイツの航空会社ルフトハンザを使ったので、ドイツのフランクフルト空港で乗り換えである。

成田空港を09:30に出発で、集合時間は07:30であるから当日の朝に帯広を発ったのではとうてい間に合わないので成田に前泊することにした。

去年のフィンランド大会の時と同じ成田東横インに泊った。なにせこのホテルは安いのだ。2人でツインの部屋に泊って7980円だから一人4000円以下なのである。去年は東日本大震災直後ということもあって、ガラガラだったからなのか、夕食にカレーライスが無料で提供されると云うサービスもあったが、今年は500円掛かると云うことなので、成田空港で食事をしてから無料送迎バスでホテルに入った。朝食はおにぎり程度の簡単なものだが無料である。

娘の所属する「神宮アイスメッセンジャーズ・グレース」チームの親達10名程が一緒の飛行機で出発する。この飛行機とはまた別の便でも数名の親達がスウェーデン入りするから、全員で20名程が応援に行くことになる。

スウェーデンはユーロに加盟していないので通貨は単独のスウェーデンクローネ(1クローネ=約15円)である。前回大会のフィンランドはユーロ圏だったので前回の残金のユーロがあるが、これは使えない。途中乗り換えでユーロを使う可能性もあるから残金のユーロはそのまま持参して、成田空港で約5万(日本)円をスウェーデンクローネに換金したら3400SKになった。電車賃や食事代程度だからこれ位の金額で足りるだろうと思ったのだが・・・。

ルフトハンザは安心して乗れるから気分的に楽だ。私は安いけれども安全は保障しないという様な飛行機には絶対に乗らない。命は数万円では買えないからだ。この飛行機チケットを手配してくれたのは、娘のチームメイトの旦那さんで、新婚ホヤホヤのチェコ人のIさんである。Iさんはとても優しい人で日本語もペラペラなのだ。気を利かせて、機内食も特別なメニューのシーフードものを用意してくれていたのだが、私と妻はどうも機内食というのが苦手なのである。せっかく特別に用意してくれた機内食もほとんど食べることができなかったのであった。

機内サービスの映画ビデオは日本語放送の種類が少なかった。帯広では上映しなかったが見たかった「ヒューゴの不思議な発明」があったので英語版で見たのだが、やはり字幕無しでは細かいところが判らない。

先頃アカデミー賞を受賞した無声映画の「アーティスト」なら声も出ないのだから判るだろうと思って見たのだが・・・。途中で出てくるセリフの文字の画面が消えるのが早過ぎて最後まで読み切れずに理解ができなくて悔しい思いをした。

フランクフルト空港に降りるのは初めてであったが、なんと広い空港であることか、歩けども歩けども乗り換えの場所まで辿り着けない。おそらく空港内を4㎞程も歩いたのではなかろうかと思う。

飛行機の中で飛行ルートを映すサービスがあるが、それを見ていたら、成田出発09:45から札幌上空に北上し、シベリアの北極寄りを飛んでフィンランドのヘルシンキの横を通過してフランクフルトに入るルートである。フランクフルトには現地時間14:30に到着、全部で11時間半ほどの行程だが、ヘルシンキからフランクフルトまでは2時間近く掛かった。自分でチケットを手配した訳ではないから、時間スケジュール、料金などの細かいことは判らないからどこで乗り換えたら便利なのかは把握していないが、しかし、まだ行った事のない空港に降りるのも良い経験である。

フランクフルトを17:15に出発、スウェーデンのヨーテボリに到着したのは19時頃であった。空港から空港バスでホテル前近くまで移動、ホテルにチェックインしてから皆で夕食を食べに出るが、外はまだ薄明るい。ロビーに丁度娘達が居た。同じホテルに宿泊だそうだ。

一緒に行った親達でイタリアンレストランを探して入り、安着祝いをした。パスタ3種類とサラダを2種類を頼んで皆で分けようと云うことにしたのだが、パスタがバケツの様な大きな容器に出てきたのには驚いた。10名ではとても食べ切れない量である。もったいないが食べ切れずに半分位を残してしまった。次回からは注文の仕方を考えなければならない。

11時にホテルに戻ってまずは寝た。(つづく)