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観光カリスマ
坂本和昭のブログ


■2012-04-25-Wednesday 愛犬バニー

スウェーデンから自宅に戻ったら、

家に入った瞬間に物スゴ〜イ悪臭がした。

帰省している次女に、留守間のバニーの世話を頼んでいったのだが・・・。

バニーは今年もうすぐ16歳になる黒いラブラドール・レトリバーのメス犬である。連れ合いとして同じ年に買った白ラブのオス犬のサニー君は3年前の2009年5月20日に13歳で死んでいる。ドッグイヤーは7倍と云うから、バニーは人間で云えば100歳を超えていることになる。口の周りやお腹の辺りの毛は白髪だらけになっているのに、メスは人間でも動物でも長生きだ。

病院やペットショップにはとても預けられる様な状況ではないので、娘が帰省していなければ私はスウェーデンには行けないところであった。

サニーは後足が悪くなり、自力で立てなくなってから1ヶ月程であっさり死んでしまった。立てなくなってしまって気落ちしたようで、急激に食欲も無くなりみるみる痩せ細っていったのだが、バニーは同じく後足が悪くなった状態から既に1年以上が経過しているが「何クソ!これくらい」というような感じで食欲も衰えずに快食、快便で生きている。ただ、ここ最近は目も鼻も耳も悪くなっているようで、大好きなおやつを目の前に出してもすぐには判らないような状態になっている。

後足の自由がないので立ちあがってもヨロヨロしてまともに歩くことは出来ないから、半年以上も散歩には連れ出していない。家の中を歩くというのか、這いずるというのかしているのだ。

家の中にバニーの排せつする場所を躾してあったのだが、最近は所構わず垂れ流してしまう。我慢できないのか、それともボケて場所が判らなくなっているのか?

オシッコやウンチをした上に座り込んでしまったりしたら最悪である。家中がウンチの足跡と臭いだらけになってしまう。毎日、毎日、絨毯の掃除をしてもシミも臭いも消すことは出来ない。

スウェーデンに行く前にも、娘に「もしも、旅行中にバニーが死んだら葬儀は云々・・・」と全て死んだ時のことを想定して準備していったのだが・・・。帰ってみたらまだ死にそうには見えない。留守間に食卓テーブルの下に潜り込んでウンチをしていたのを娘が見逃していたのか、カピカピに固まっている。霧吹きで水を掛けながら取り除いたが臭いこと、臭いこと。

さすがにその食卓では食事が出来なくなって、隣の部屋で食事を取っている。この状態では来客を家の中に入れることは出来ないだろう。

ボケの症状は進んでいるようだが、依然として快食、快便なのである。

あまりに身体中が臭いので、お風呂に入れたのだが、身体はだいぶん細くなって骨ばっている。

風呂に入れた翌日にはもうウンチの上に座り込んでしまってまた臭くなるから、また風呂に入れると云う作業をこのところ毎日繰り返している。

犬用のおむつを着けてみたが、嫌がって外してしまう。人間だっておむつの中に用を足すのは嫌なのだから、犬だって同様に感じるのだろう。介護の難しさは人間も犬も同じである。

家の壁紙、絨毯、カーテンなどにも臭いが染み込んでいる。さすがに後1年はバニーの命も持ちそうにないから、今買い替えるのはモッタイナイなぁと我慢しているのだが・・・。