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観光カリスマ
坂本和昭のブログ


■2012-05-01-Tuesday ラーメン

GW中に

昼食には、今まで行ったことのないラーメン屋に行ってラーメンを食べたいとフリーペーパーの「しゅん」「chai」の2冊を調べてみた。

しかし、あくまでも買い物の都合に合わせてであって、ラーメンを食べる為だけに遠出をするつもりは最初から毛頭ない。

まだ行ったことの無い店の紹介が2冊共に載っていたので、妻と2人でその店を探して入ったのであったが・・・。

商売妨害だと言われないないように店名は伏せるが、2度と入りたく店である。

11:45に入店した。まずは、食券の自動販売機でチケットを購入せよと云う。店の大きさは4人掛けテーブルが5脚ほどのこじんまりとした店である。店員は厨房に3人とホールに2人が居る。「お勧めは何か?」と尋ねたら店員が自販機の前に来て説明を始める。

これなら、最初から自販機は止めて、写真付きのメニュー帳にでもした方がよっぽど感じも良いし、客とのコミュニケーションもとり易いのになぁと感じた。注文したのは、私はお勧めの「特製みそラーメン」、妻は「塩ラーメン」である。

塩ラーメンと特製ラーメンは麺の太さが異なっていた。私が頼んだ特製ラーメンの方が太い麺である。食感や歯応えは何処かで食べた感じがするなぁと思いながら食べていて思い出した。沖縄の八重山そばに近い食感なのだ。もやしなどの野菜がごっそりと乗っているが、その上にみじん切りした生のニンニクが2片分ほどの量も乗っている。ドラキュラが裸足で逃げて行きそうな量である。スープに混ぜて食べたのだが、食べてる最中に胸やけがしてきて水ばかり飲んでしまい。お腹が膨れてラーメンが食べられなくなってしまった。ラーメンを半分残して店を出たが、買い物している最中にもやたらと喉が渇く。買い物の間に水のペットボトルを2本買って飲んだが、胸のムカムカと喉の渇きは収まらなかった。

ミシュランなどの本が、食べ物屋の格付けをしているが、先頃、北海道版が出版されてすごい人気で、書店でも売り切れ状態だとか。日本人は自分の舌によっぽど自信が無いらしい。他人が美味いと言わなければ安心できないとでも云うのだろうか?

味覚なんてものは育った環境が左右するものだ。一番美味いと感じるのは食べ慣れた家庭の味なのである。他人が美味いと云うものは、所詮はその美味いと言った人が感じた味なのである。

ミシュランみたいな本に頼らずに自分の舌で美味いと思ったら美味いのだと云う自信を持てば良いだけなのだ。

おそらく、私には合わなかったこのラーメン屋の味も「美味い!」と感じるニンニク大好き人間だって、たぶん客の中には居ることだろう。

味覚は主観であり、客観ではないのだから。