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観光カリスマ
坂本和昭のブログ


■2012-05-14-Monday 似た様な事故

熱海市でトラックが暴走して

10人が重軽傷を負ったというニュースが流れた。

なぜに似た様な、自動車の暴走事故が続くのであろうか?

普通、事故が起きたら、自分は事故を起こさない様に注意をすると思うのだが・・・。

逆に連鎖反応でも起こしてしまうのかと感じるほど、同じ様な事故が続いている。先月も京都で祇園と亀岡で暴走事故が続いて発生したばかりである。

その京都府亀岡市で4月23日に起きた暴走事故で、京都地検は14日、通学途中の小学生の列に突っ込んで10人を死傷させた18歳の無職少年を、自動車運転過失致死傷と道路交通法違反(無免許運転)で京都地裁に送検したというニュースに??????

エッ何で、としか思えない送検理由だからだ。

京都府警と京都地検は捜査段階では、より刑罰の重い危険運転致死傷罪の適用を検討していたと云う。しかし、同罪は故意犯を対象とするが「居眠り」は過失にあたると云う。少年は長時間運転しており「無免許」であっても同罪の成立要件の「運転技能を有しない」に合致しない・・・などの理由で見送ったと云う。

また、少年法は「(殺人など)故意に被害者を死亡させた16歳以上は原則逆送」と規定してるが、しかし、自動車運転過失致死傷の非行内容には適用されず、同家裁が少年審判で保護処分か逆送かを決めるのだと云う。

この、「危険運転致死傷罪」に該当しないと云う理由が聞いて呆れる内容だ。「少年は無免許だが、長時間運転していたのだから、運転技能は有していると判断したのだと云う」これってオカシクないか?

運転免許証が無くても運転出来たら「運転技能を有する」なんて云ったら、「運転免許証」なんて不要だと言っているのと同じようなものではないのだろうか?私はそう感じる。

「運転免許証」は正しく運転するために取得するものだろうに、それを必要ないということになったら、無免許でも構わないということになる。

そんな馬鹿な話があるか!

それなら何故に、皆に、高い金を払わせて教習場に通わせて免許証を取得させるのだ!

法律家と云うか、役人というのか、こいつらは法律の字面しか見ていないのでないか?自己矛盾を来さないのだろうか?

何とも不可解な処置である。これでは亡くなった方も、遺族も納得できないだろう。日本は犯罪者に甘過ぎる。もっと被害者の人権を考慮する方向にもっていくべきだろうと考える。