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観光カリスマ
坂本和昭のブログ


■2012-06-16-Saturday オウム真理教最後の

オウム真理教の最後の逃亡犯

高橋克也が15日の朝に捕まった。

最後に足取りが途絶えた川崎駅から一つ東京寄りの蒲田駅前の漫画喫茶店に潜伏していたと云う。

捜査員2人がこの漫画喫茶に行った際に、店員から「高橋容疑者に似た男が居る」と聞いて、顔を見に行ったが「似ていない」と見過ごしたと云う。その男がトイレに立って捜査員の居るカウンターの横で代金を精算して外に出たところ、後ろ姿を見て似ているかもしれないと思い直して、店外で「高橋克也の捜査にご協力下さい」と言ったところ「ハイ、私が高橋克也です」と素直に告げたと云う。もしもこのまま逃していたら、この捜査員2人はバカ丸出しになっただろう。まぁ、ギリギリで対応できたからまだ良かったが・・・。

連行される映像をニュースで見たが、確かに手配写真やビデオに写っていた映像とはまた違った印象に見えたから、17年間の逃亡生活で身に付けたものなのか、逃亡術というか変装術と云うかそういうものに長けた人間になったのだろう。

高橋容疑者が捕まる前に発売された週刊誌には、高橋克也は4日に捕まった菊地直子容疑者と同棲していた男性から「逃亡犯なんだろ金を寄こせ!」と脅されていたのではという類の話が載っていた。

確かに、この男性に金を貸したという話には違和感を感じていたから、さもありなんという話に聞こえる。菊地が捕まったのは、この同棲男性の兄の通報に拠るものだということだし、真相はまだこれからだが、菊地も高橋も、この男性に関わったことから捕まったのではないだろうか?

やはり類は友を呼ぶということか?

高橋克也は麻原彰晃の写真や著書などを持っていたと云うから、まだ信仰心があったのだろうか?

いずれにしろ、(学校の成績の良かったと云う意味の)頭が良かった高学歴の人間が、何故に麻原彰晃みたいな人間を崇拝して、大量殺人を犯したのか、オウム事件の全貌というものを解明してもらいたいものである。