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観光カリスマ
坂本和昭のブログ


■2012-06-24-Sunday 東京3

23日は13:30から

駒澤大学の正門の横で駒澤オリンピック公園入口との間にある喫茶店ロマンで「駒澤大学手品奇術研究会」の同窓会である。

この会は6年前から毎年この時期に開催していて今回が6回目。初回〜3回は新宿、4回目は三軒茶屋、5・6回はこの駒沢のロマンである。

1〜3回は私が、毎年6月初旬に静岡県の天城でIBM主催の会議に参加するついでに開催してもらっていた。一番遠距離である私の都合に合わせてくれていたのである。この会議は50歳定年制なのであるが、平成21年に私が駒澤大学同窓会十勝支部長に就任したので、この全国支部長会議が6月中旬に開催されているから時期的にもピッタリなのである。

支部長会議が金曜日開催なので、翌日の土曜日に日程を合わせてもらっているのだ。

前回の支部長会議だけは、駒澤大学の深沢校舎での開催で、しかも土曜日の開催であったから、私は途中参加ということになったのだが、今回はまた元の東京グランドホテルに会場が戻ったので、私は翌日だからゆったりと参加が出来る。

9:30にホテルを出て山手線で渋谷に向かった。

渋谷に東急の「ヒカリエ」と云うビルが先頃完成し、テレビ等でも盛んに取り上げていたから、是非これを見たいと思ったのである。

テレビで見た時にはかなり面白そうなビルだと期待していたのだが・・・。確かにおしゃれな若い女性には面白いビルだろうが、54歳の中年オヤジにはつまらないビルであった。その後は定番の東急ハンズ渋谷店に行く。ここは私が大学1年生の時にオープンした店で、当時からお気に入りのビルなのである。手品用品も豊富であるし、ワンフロアーずつ商品を眺めて歩くだけでも楽しい店だ。

ここで時間を潰してから地下鉄で駒沢大学駅で降りる。まだ時間的には早いので駒沢公園をグルリと歩いてから大学のキャンパスに入った。キャンパスにはすでに先輩のKさんがいたので学内を少しブラつく、学食が4月から新しくなったと云うので見に行ったら、メニューに「帯広風豚丼」の文字を見つけた。こんなところに帯広という文字と豚丼があるのに驚くやら嬉しいやら。すぐに写真に収めたのだった。

ちょうど13:30頃の良い時間になったのでロマンに行く。早速ビールで乾杯だ。今年は14人が集まった。例年よりも少人数だ。毎年やっているとマンネリ化してしまうのかもしれない。

16:30まで飲んで話をして盛り上がった。ロマンを出たあとで、キャンパスに行き、パオと云う喫茶でお茶を飲んでそこで解散。

私はKさんとSさんと一緒に、マジックの師匠の故ジミー忍師の未亡人マコママが千歳船橋で営業している「魔法の小箱」というスナックに向かう。

駒沢大学駅ー三軒茶屋まで地下鉄半蔵門線、三軒茶屋ー山下まで世田谷線のチンチン電車、豪徳寺ー千歳船橋まで小田急線の移動である。

魔法の小箱はこの場所で20年目になると云う、以前は代田で十数年やっていたと云う。今流行りのマジックバーの先駆けだ。

ジミー師が1995年に亡くなってからはマコママが一人で営業してきたが70歳になってシンドクなってきたからこの7月一杯で閉店すると云う。例年、駒大のマジッククラブの同窓会の後には数人でこの店で飲むのが恒例になっていたのに・・・。

この日は3人だけで向かったが、私が北海道に戻ってからジミー先生に師事した弟子のAさんも合流、偶然にもママの息子でミュージカル俳優の駒田一ちゃんも友人三人を伴って来店して大いに盛り上がったのであった。

マコママは店に飾ってあったマジック関係の絵や先生の肖像画などを全部私のところに送ると言う。私がジミー忍師の遺言で作る「マジック博物館」の展示物にして欲しいと云う。

見せてもらったら、ものすごい貴重な品が沢山あるのである。「とにかくきれいさっぱりと全部送るから、後は坂モッちゃんヨロシク!」と云うのだ。これは大変なことだ。送られてきたら整理するだけでも1年以上は掛かりそうである。でもこの作業はきっと楽しいだろうから、じっくり、ゆっくりやことにしよう。

11:00になったので駒澤大学の3人は引き揚げることにした。ホテルは3人ともバラバラである。私は昨日学習した通りに新宿で大江戸線に乗り換えて大門駅で下車してホテルに戻ったのであった。

ホテルで寝て居たら1時過ぎにメールが入った音で起こされた。妻からのメールである。「自宅の電波時計が1時にグルグル回っているから地震に気を付けて」だと安眠妨害である。このメールで目が覚めてしまって朝まで眠れなかった。迷惑な奴だ。

今回の東京出張は同窓会繋がりで級友たちに会うことが出来てとても楽しかった。この年になると昔に戻って話をすることが何よりも愉快である。