今日は何だかとてもハッピーな気分なのだ。
昨日のブログに書いた様に、私のマジックの師匠である故ジミー忍師の奥様であるマコママから、先生の手帳や手紙、写真や絵画などの資料類が東京から次々と到着している。
そこにもってきて、今年1月末に高校の同窓会で一緒になったU君から「坂本がマジック博物館を造るなら、寄贈するから、亡くなった父親のマジックの道具を引き取って欲しい」と言う依頼である。暖かくなってからという約束であったが、6月28日の午後に自宅に来てくれという連絡が上京中に携帯電話に入ったのであった。
28日にイキナリ持って行ってくれと言われても、まずはどれだけの量かを見てからでないと車の手配等が出来ないからと、今日はカメラ片手に下見と云うつもりで出掛けたのであった。
今日の14時に隣町の音更町のU君の自宅に到着。
まずは自宅の2階にあるマジックの部屋を見せてもらった。
壁一面に几帳面に箱に入れてある。ものすごい数である。箱には表書きがしてあって、何が入っているかが一目瞭然に整理されていた。
テーブルの上には山積みになった道具もある。これは片付けてみなければ下側に何が隠れているかは判らない。
映像関係は、SONYのUーmaticと云う大判の当時1巻1万円もしたビデオテープが21本程あったが、残念ながら機械が無いから中身を見ることは出来ない。しかし、そうとう古い映像が写っていそうな予感がする。
本の方は、力書房の奇術研究やJMAの奇術界報がかなりの数揃っている。その他は金沢文庫のマジック本、力書房の本もあるし、TEXTやトップマジックやパスという薄い本も数冊あった。もしもこれらの本がもっと隠れていたら更に嬉しいのだが・・・。
これは、後日、全部を引き取って整理してからのお楽しみである。
来月中には全部を引き取りに行けるだろうと考えている。また楽しみが増えた。ここ最近はマジックの資料整理をしている時間が一番楽しいのだ。後、1年間は十分に楽しめそうな量である。それがこの2〜3日で手に入ったのだから、こりゃぁ〜何だかついているゾ!
私にとってはお宝だが、マジックに興味の無い人にとってはタダのガラクタになってしまうのだろう。捨てるに捨てられないし、マジック博物館に展示してもらえるなら嬉しいとU君の家族の人も言ってくれているから、皆に喜んでもらえて私もコレクションが増えて万々歳である。なんて、嬉しい日なのでしょう!