まだ行われていないのに、昨日25日にオリンピックの女子サッカーの予選が始まり、なでしこジャパン対カナダ戦が日本時間の26日1時に開始され、日本チームが2対1で勝ったが????
オリンピック憲章では夏も冬も大会競技期間は「16日間を超えてはならない」と云う規定があるそうで、サッカーは各チームの試合間隔を最低2日間は開けなければならないから、期間内に決勝までを消化するには前倒しで開催するしかないのだという解説であったが・・・。
開会式の前に行われると何だかオリンピックと云う感じがしないなぁ〜。
今朝の情報番組では、なでしこジャパンの勝利と27日の開会式を前に活躍が期待できそうな選手の紹介や、過去の活躍の模様を放送していたが、どうも、かつてのオリンピックの時のような興奮を覚えないのである。感情移入できるスポーツが少なくなったのか、それとも日本選手の活躍が少なくなったからなのか、それとも、年をとって歳月の過ぎるのを早く感じるようになったからなのか「エッ、もうオリンピックなの」となるからなのかは定かではないが。
今回のロンドンオリンピックで日本人選手の中で一番金メダルに近いと云う予想がされているのが、男子体操の内村航平選手だそうだ。
かつての男子体操と云えば、日本のお家芸であった。
かく言う私も、東京・メキシコオリンピックでの男子体操の加藤沢男選手の活躍を見て憧れ、中学では体操部に入部したのであった。
鉄棒から落下して腰を強打し、腰を痛めてからは体操を辞めてしまったが、今朝のテレビで内村航平選手が鉄棒の練習中に落下する場面を見て「アッ、痛い」と思わず口をついて出てしまった。
鉄棒で手が滑って落下する時には受け身が取れないから、息が詰まるほど強烈な痛みなのである。でもさすが内村選手は首から落下しそうな体勢から上手く身体を回転させて背中から落ちていたが、かなり痛かったろうと思う。
さぁ、これからオリンピック。イギリスと日本では時差が半日あるからどうしてもメインの競技は夜中の放送になってしまう。日本人選手の活躍によってはこれからしばらくは寝不足が続くことになるかもしれない。そうなることを願おう。