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観光カリスマ
坂本和昭のブログ


■2012-07-27-Friday 不審な

カナダ在住の妻の友人の友人から

妻の携帯電話にメールが入った。

英文で「旅先で財布を盗まれ難儀している。助けて欲しい云々」との内容である。

友人の友人と云っても、電話で数度話したことがある程度で、まだ一度も面識が無い人だと云う。

日本人に対して英語でメールを送ってくること自体がオカシイし、お金を送って欲しいと頼まれるような間柄でもないことから、これは明らかに変なメールだとすぐに気が付いたようだ。

恐らく返信メールを打ったら、そこから次々に新たなメールが送られてきて、やがて金を払わされてしまうと云う手口なのだろう。

帯広在住の友人に聞いてみたら、自分のところにも同じメールが届いていると云う。その友人が確認してみたら、その他の友人達にも同様のメールが届いていると云うので、すぐにカナダの友人に電話して聞いてみたところ、最近、悪質なサイバー攻撃にあって困っているのだと云う。

携帯電話の情報が盗み出され、登録してあるアドレスに片っぱしから、今回の詐欺のようなモノや、以前には消そうと思っても消せないポルノ画像などが勝手に送りつけられてきたのだそうだ。

これだけ多くの人が携帯端末を持つ時代になると、情報量が豊富過ぎるから、悪意を持った人間が勝手に侵入して来て情報を盗み出されて、悪事に利用される事態が増える危険性があると云うことだろう。中にはそう云う悪事に使う目的で開発したアプリもあるらしいから、何でもかんでもアプリを入れると恐ろしいことになる危険性がある。

携帯電話ですら使いこなせない私としては、まるでチンプンカンプンの世界だが犯罪もインターナショナルになってきているようだ。しかもサイバー犯罪は実態が判らないだけに、いつどこで被害に遭うかも判らないし、ひょっとすると被害に遭っていることすら判らないこともあるのではなかろうか。困った世の中になったものである。

もうひとつ、昨晩の23時過ぎのことである。ベッドに横になってオリンピックの男子サッカーの対スペイン戦を見ていたら、妻が「今、玄関に戸締りの確認をしに行ったら、玄関に怪しい人影があった。白っぽいチノパンにTシャツ姿の若い男が玄関に居た。電気をパチパチと点けたり消したりしたら、慌てて逃げて行ったから、貴方ちょっと見て来て・・・ 」と言うのだ。「そう云う時は防犯モニターの映像を見てから騒げば危険が少ないのに・・・」と言ったが人影は既に無かった。泥棒が正面玄関からこの時間に入るだろうか?とも思ったが、何事もなかったのでそのまま寝たのであった。

早朝に再度、玄関を見てみたら、近所に最近オープンした蕎麦屋の広告が一枚郵便受けに挟まっていたのだった。

夜中の11時過ぎに広告なんて配って歩くなよ!

何と人騒がせな奴だ。

物騒な世の中だから注意だけはしておかなければならないだろう。