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観光カリスマ
坂本和昭のブログ


■2012-09-08-Saturday 結婚指輪を

愛妻家として名を馳せる

(恐妻家かな?)私が、何と結婚指輪を紛失してしまった。結婚したのは27年前の1985年、その時に交わした結婚指輪である。

値段にしたらせいぜいが2万4〜5千円と云うところだ。しかし、ことは値段の多寡ではない。

6日は妻が不在だったので、帰省中の息子と二人で夕食に柏林台の「なごやか亭」行き寿司を食べ、そのままその足で近くの「やよいの湯」と云う温泉銭湯に入浴しに行ったのであった。

1週間程前の8月28日のことであった。妻が整骨院で左手薬指に指輪が喰い込んでいるので、これは身体に良くないからと麻酔入りの軟膏を塗ってもらって外したと云う。

私は結婚指輪は結婚以来、外したことがなかったが、私も結婚当時からみたら著しく肥ったので左手薬指にかなり喰い込んでいる。そこで一度外してみることにしたのだ。妻が外したのなら私が外しても文句は言わないだろうと思ったからである。

痛い思いをしながらも外すことが出来たのだが、一度外して一晩置いてしまうと今度は指が膨らんだのかハマらなくなってしまったのである。仕方なく左手の小指にハメていたのだが、小指だとブカブカでユルユルなのである。

手を洗っていても外れそうになるから落としはしないかと心配していたのだが・・・。

この日も銭湯で身体を洗っている時に一旦外れそうになって、アブナイ、アブナイ無くしたら大変と元に戻したのであった。ここまではしかっり小指にハマっていたのだ。

帰宅してマッサージチェアーに乗っている時に左手を見たら指輪が無い事に気が付いた。指輪の感覚って云うのは外していても、まるでしているかの様な感じがするのが不思議である。全然指輪が無いことに気が付かなかったのであった。

マッサージチェアーには手を入れて揉む機能も付いているから、この部分で外れたのかと思いマッサージ機の周りを探したが見つからない。

車庫には懐中電灯を持って調べに行った車の中にも見つからない。真っ青になって汗だくになりながら辺りを探したがどうしても見つからないのだ。

ヤバイぞ〜、これは銭湯で落としたかもしれないと思い。すぐに銭湯に電話して「落し物で指輪が届いていないか?」と尋ねたが「届いていないと云う。明日の午前にお湯を抜いて掃除するから、11時に有っても無くても電話をします」と云うので、お酒を飲んで気を紛らわせて眠ることにしたが、心配で心配でなかなか寝付けなかった。

11時の電話を待つしかないのだが、朝起きてからこの11時までの間が実に長〜く感じる事。その間、ア〜でもないコ〜でもないと色々なことが頭をよぎる。「もし見つかったのなら11時と云わずに、その前にでも電話があるはずだろうから、11時まで電話が来ないと云うことは見つからなかったのだろう」とか「誰かが拾って持って行ってしまったかもしれないなぁ〜」とか良からぬ想像ばかり。

11時丁度になって電話が入った。すると悪い予想に反して「見つかりましたよ」と言うではないか。良かった〜とホッとするとともに、11時と云わずにもっと早くに連絡くれても良かったのにと勝手なことを思ったのだった。しかし社員教育はさすがシッカリしている。私に渡す前にキチンと指輪の形の特徴や裏側に刻印してある数字や文字を確認してから渡されたからだ。貴重品の扱いはこうでなければならない。

すぐに飛んで行って今度は外れないようにしっかり薬指にはめたのは云うまでもない。

妻が帰宅する前に指輪が戻ってきて良かった〜。

外して金庫にしまって置くのと、紛失したのとではドエライ違いなのであるから。