野田首相になってから、もうすでに3回目の改造である。早過ぎないか?
新大臣に関しては論評する気にもならないのでコメントは書かない。
沖縄の普天間基地にオスプレイが配備された。安全性に疑念があると反発が強いなかで、地元の納得を得られないままに強制的に配備した格好だ。
オスプレイを初めて見た時に、ヘリコプターにも飛行機にもなるなんて何て画期的な乗り物なのだろうかと感嘆したのだったが・・・。
でも、どうやらそのヘリコプターと飛行機の切り替え時に事故が多いらしいから、画期的なものには未知の危険が伴うものなのであろう。
現在、尖閣諸島の問題が出ているなか、このオスプレイだとかなりな早さで沖縄から尖閣諸島まで行けると云うのだが、果たしてアメリカが安保条約の中で尖閣諸島が中国に攻められた時に守る意志があるのやら、ないのやら、サッパリはっきりしない。
だのに、何故に日本政府はオスプレイ配備を急ぐのだろうか?判らない。
軍事のことはサッパリ判らないからこれもコメントが出来ない。
JRの東京駅が創建時の姿に復元された。復元に掛かった費用が500億円で、それをJRは空中権を周りのビルに売って捻出したと云う。
自分が使わない空中を使用する権利をお金に換算して、ビルを高くしたい会社に販売すると云うのだが・・・。
地球環境問題でもCO2の排出権の売買なんて、訳の判らないことを欧米の連中がやって金儲けをしているが、後進国が排出する権利がある(と云う)CO2を先進国が買うってどういうことだ。何かそれで地球環境が改善されるのか?所詮総合的なCO2の排出量に変化がないのだから、地球環境的に何の改善にもなっていないのに、それで金儲けをするってどう云うことよ!
これと空中権とは一緒くたにはならないだろうが、どうにも実体のないものに権利を見立てて金に換算すると云うのは好きではない。
歴史的財産である東京駅を復元したことは良いことだとは思うが、他にやり方ってなかったのだろうか?
しかし、世のマスメディアはこぞって、この手法を絶賛しているから、私とは感覚が違うとしか言いようがない。