«前の日記(■2012-11-26-Monday) 最新 次の日記(■2012-11-28-Wednesday)»
 | トップ |  | ビル概要 |  | テナント構成 |  | 沿革 |  | アクセス |

観光カリスマ
坂本和昭のブログ


■2012-11-27-Tuesday 長崎4

4日目、25日は島原・雲仙方面に足を伸ばす。

いろいろな交通機関を使いたいから、まずは長崎駅08:29発の白いかもめ8号に乗って諫早駅に08:46に到着。第2・第4日曜日は島原鉄道関係の電車と路線バスに乗り放題1000円という切符があるというのでそれを購入した。調べて行った訳ではないからラッキーである。諫早駅で島原鉄道の一両だけのワンマン電車に乗り換え09:21に出発し、島原駅に10:30に到着した。

どうやら長崎市内から島原までの直通のバスもないようである。意外と不便な交通機関だ。観光地なんだからもう少し便があっても良いと思う。

歩いて武家屋敷→歴史資料館→島原城→水屋敷→→昼食(姫松屋で名物の具雑煮を食べた正月に食べる雑煮そのものであるが具がいろいろと入っていて汁がとても美味しかった)→湧水庭園四明荘→鯉の泳ぐまち→島鉄バスセンター」と回った。

島原は長崎市以上に人なつっこい方ばかり、ボランティアで観光ガイドをしている老人が多かったが、皆さん親切でニコニコしながらとても丁寧な対応である。観光で生きる町はこうでなければならない。帯広ももっと見習う必要があるだろう。

島原に3時間10分滞在して、13:40発の路線バスで雲仙に向かう。途中、普賢岳の火砕流が駆け降りた跡も見える。この路線の停留所には山の中でこんなところに停留所を作っても誰も乗り降りなんてしないんじゃなかろうかというような場所もあった。十勝で云えば、狩勝峠の中腹辺りに停留所があるような感じなのだ。でもあそこに停留所があるっていうことはあそこの上か下には民家があるっていうことなのだろうなぁ〜。

雲仙には14:30に到着、まずは観光協会の観光案内所に行って帰りのバスの時間を聞く。雲仙から長崎駅前行きの1日3往復の高速バスは最終が16:00丁度発でしかも島鉄バスではなく県営バスだから1000円の乗り放題切符は使えないので料金は1900円。島鉄バスで帰るなら、雲仙から諫早まで島鉄バスなら乗り放題切符で無料、諫早からはJRで長崎駅行き(750円)に乗り換えなければならない。まぁ、一通り見学してから考えることにしてコースを教えてもらった。「二田峠のロープウェイに乗るには時間が厳しいから、地獄巡りをして雲仙観光ホテルで一服すのは如何ですか?」とのことなのでそれで行くことにした。

地獄巡りは北海道の登別温泉などにも似た様な感じの場所がいくつかある。温泉地独特の硫黄の臭いと煙が噴き出している。温泉卵が一個200円で売られていたから帰りに買って食べようと思ったのだが、帰り道では販売していなかった。足湯に入って時間をつぶし、雲仙観光ホテルに行ってみた。これがなかなかシックでステキなホテルであった。喫茶で紅茶とケーキを食べてバスの時間まで過ごした。雲仙滞在は1時間30分であった。16:00発のバスで長崎市内に戻る18:00に長崎駅前到着。

夕食を食べる場所を検討したら、長崎名物「トルコライス」を食べようということになった。どうせ食べるならこれを開発したという店に行こうということになり調べたら「ビストロ・ボルドー」という店だと判る。電話したら予約は受け付けないというので真っ直ぐタクシーで向かう。判り難い場所の2階にその店はあった。ホテルから徒歩15分程度の場所であった。

オーナーの植原さんと云う人が一人で切り盛りしている。親父さんがトルコライスを考案したそうだ。トルコライスは黄色いサフランライスとスパゲッティナポリタン、その上にトンカツを乗せた料理で1100円である。なぜにこの料理がトルコライスというのかは諸説あるとのことなのでここでは割愛するが若者には受けそうな取り合わせであるし、味も良かった。まぁこの取り合わせならハズレは少ないだろう。市内の飲食店では多くの店がメニューに載せているというから、さしずめ帯広なら豚丼と似た様なものだろうか。店を出たら雨がパラついてきたので、早目にホテルに徒歩で戻り、NHKの平清盛を見てから入浴、予約をしていたマッサージを受けてから就寝。この日も歩き疲れた〜。