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観光カリスマ
坂本和昭のブログ


■2012-12-12-Wednesday 訪問を受けた

半月程前に旅行会社のJTB帯広の人から

私に「弊社の関係会社でJTBコミュニケーションズ九州社長のOというものが坂本さんにお会いして北の屋台の話を聞きたいと申しておりますが、お時間を作っていただけませんでしょうか?」という電話が入った。

「私は2007年3月末に北の屋台を辞めているが、それを承知の上で私に北の屋台のことを聞きたいというのか、確認してから再度ご連絡もらえませんか?」と伝えたのだが・・・。

後日、直接ご本人から電話を頂き「坂本さんから北の屋台の創設時の話を聞きたいので是非に」と云うことで、10日の夕刻に会う事になったのである。

JTBコミュニケーションズ九州は屋台の本場である福岡市に所在し、地域総合プロデュースを手掛ける会社である。

そんな会社の社長さんが何故に、半分引退したような私なんかに話を聞きたいのだろうかとも思ったが、わざわざ私を指定して話が聞きたいと言ってくれる人が居ること自体が光栄である。

初めての人と会って話をするのは楽しいことだし、ここ最近は北の屋台の講演数もグッと減ったから、講演内容を忘れない為にも北の屋台の話をすることが必要だと考えているのでちょうど良いタイミングでもあった。

私は北の屋台の話を始め出したら止まらない。3時間は楽に話し続ける自信があるくらいだ。むしろ短い時間でお願いしますと言われる方が難しい。

「どのくらいの時間で話ますか?」と尋ねたら「今日はこの後のスケジュールは入っていないのでいくらでも・・・」と云うので、ついつい調子に乗ってしまい17〜18時過ぎまで1時間以上も話してしまった。

しかし、北の屋台はエピソードが沢山あるから、これでも短いくらいなのだ。

おそらく、私がどれくらい北の屋台に情熱を注いで創ったかということだけは伝わったのではないかと自負する。

最近の北の屋台の動向は詳しく判らないが、どうも創設当時の熱い気持ちが薄れてしまっているように感じて創設者としては寂しい気がする。

帰りに通ってみたのだが、12月といえば一番のカキイレドキなのに、客数も極端に少なくて閑古鳥が鳴いているかのようであった。

これは、選挙期間中だからなのだろうと思いたいが、私が辞めた後には、何一つ新しい試みをおこなっていないから、帯広市民にもかなり飽きられてきているのかもしれない。

北の屋台と地主との契約期間は後5年程で終了してしまう。同じ場所で継続するのか、別な場所に移って継続するのか、はたまた終了するのか。そろそろその算段をしなければならない時期に来ているだろう。

継続するなら、いずれにしても現在の厨房施設やトイレの建物は限界に来ているから、新しく造る必要が出てくるだろう。

果たして、現在の運営者はその為の費用をストックしているのだろうか?

まさか、また補助金で造ろうなんて甘いことを考えてやしないだろうがなぁ・・・。