通っている次女のブログに「素敵な名前ね!と先生や友達から言われて嬉しい云々」と云う文章が載っているのを妻が読んで私に教えた。
3人の子どもの名前は全員、私が考えたので私も嬉しい。
子どもの名前は、画数(天・人・地・総)、陰陽配置、五行配置、音、漢字の意味の良し悪し、名前全体の意味などを総合的に考えて付けたのである。
まずは良い画数を選び、次に使える漢字を絞って、そして名前全体の意味を考え、国際社会だから外人にも発音し易い音を選らんだのだ。
たかが名前ではないか。画数なんて迷信だと云う人がいるが、一生付いてまわるものだからこそ、もしも子どもが悪い人生を歩んだ場合でも、親が付けた名前のせいにはさせたくはなかったということもある。
親が愛情を込めて一生懸命に考えた名前なんだから、後は自分で頑張れ!と云う気持ちなのだ。
女の子は結婚して姓が変わる場合が多いが、それでも結婚するまでの人生を幸福に育って欲しいとの思いを込めたのである。
こども3人の名前は皆、漢字文化である中国の古典から選んだのである。
次女の「有理可(ゆりか)」と云う名は「理(ことわり)有(あ)る可(べ)し」で「物事には全て理由がある」と云う意味と、ユリカという音がアルキメデスが王冠の金が純金か混ぜ物かを調べる方法をお風呂で思い付いた時に発した「eureka(ユーレカ)」と音が似ていて外人に受ける名前だということを聞いたからである。
今回の次女のブログでは、「ユリカ」という音が、案の定、アルキメデスの「ユーレカ」と発音が似ていると云うことで素敵な名前ねと言われたというのだから思惑通りになって余計に嬉しいことである。
最近は読めない様な当て字で、ヘンテコリンナ名前を付けるのが流行っているようだが、それは親のエゴであって、子どもが大きくなったら、きっと親を怨むことになるのではなかろうかと思っている。
名は体を表わす。良い名前を付けてあげることで子どもの自信にもつながると思うのである。