今は真冬、外気温は−20℃と云う寒さである。
帯広市中心部の交差点で横断歩道を渡っている女子高生を見て、妻が「あらっ、あの娘、生足だわ!」と言う。
「エッ、まっさか〜、今日は特別に寒いというのに、生足の訳はないだろう・・・」と云いながら良く見てみると本当に生足で歩いている。
ブットイ太ももをさらしながら小走りに駆けていく女子高生数人がいた。
始めは肌色のタイツを着ているのではないかと思ったのだが、まさかの生足である。
こちとらはズボンの下に冬用のヒートテックのタイツを着ていてもまだ寒い寒いとい震えているのに、いくら若いからといっても真冬に生足はないんじゃぁないか!
人間は寒いところに居たら身体の防御の為に脂肪という鎧を付けるのだろうと思う。冬の氷点下に生足で居たら、当然ながら足に脂肪を沢山付けて寒さから身を守ろうとするのではないだろうか?だから彼女らの足はとてもブットかった。
一体、何の為の生足なんだ?
あれがファッションなのか?
北海道の冬は、住宅は27〜8℃も室温度を上げるから、短パンにTシャツでビールを飲んだりアイスキャンディを食べたりというイメージがあるようだ。そのイメージは極端に誇張され過ぎと云う面はあっても、当たらずとも遠からじというところか。
昔はデパートなども過剰に暑くて、コートを着ていられないくらいであった。
自動車で移動する時には、ドアtoドアだし、車の中も暖房を効かせているから、いちいちコートなどを着るのは面倒だと思っていた時期もあったが
しかし、今年は原発が停まっているから節電をさかんに言っているので、どこの家も店舗も少々寒いくらいの温度設定である。
こんな状態で生足なんて、身体を壊してしまうのではなかろうか?
誰も生足が良いなんて思っていないと思うよ。女子高校生よ、真冬の生足は止めなさい!