欧米、特にアメリカの推進するグローバル化の正体とは何ぞやということである。
グローバル化は果たして人類を幸福にする政策なのであろうか?
私の得た答えは「否!」である。
グローバル化は世界中を金を持っている人間と持たざる人間に階級社会化しようという企てに感じてしまうのだ。
グローバル化と称して、工業は安い労働賃金を求めて途上国に向かう、その途上国の賃金が上がってきたら、今度はまた更に安い賃金の国に向かうことを繰り返す。それをし易くする為に世界標準と称するグローバル化ならぬアメリカ基準を押し付けているのだ。アメリカは南北戦争前の黒人奴隷の代わりに、途上国の民衆を使うつもりなのではあるまいか?
アメリカ憲法上アメリカ国民である黒人や移民などを奴隷にすることはもはや叶わないから、他国の貧民を奴隷化しようとしているとしか感じられない。
行きつく先は、労働力の使い捨てである。やがて途上国全ての賃金が上がってしまったら、今度は労働者に代わって機械やロボットが取って替るのだろう。現在の途上国の世界は人口爆発である。仕事も無く、人口が増え続けたら一体どうなる?
アメリカのお先棒を担いでTPPなんぞに参加したら、日本も同類だ!
人間は働いて、自ら稼いだ金で暮らすのが基本だ。人間の仕事を奪う政策はいずれ破綻する。