30歳のIT関連会社社員の男性が逮捕された。
まだ、本当にこの容疑者が犯人かどうかは分からないが、新聞やテレビでは実名でバンバン報道している。
おそらく警察も威信をかけて誤認逮捕をしないように、しっかりと証拠固めをしてから逮捕したのだろうとは思うが・・・。
逮捕のキッカケは1月5日に報道機関に届いたメールの内容通りに江の島の猫の首輪から記録媒体が見つかったことによるという。
猫に触っている容疑者の姿が監視カメラに写っていたのだそうだ。
それにしても、この容疑者は何でそんなことをやったのだろうか?
犯罪者心理には複雑なものがある。
ひとつは、ドンドンとエスカレートしていく犯罪を誰かに止めてもらいたくて、わざと捕まえられるようにする犯罪者心理がある。
また、過信して自分は絶対に捕まらないと思い込んで大胆な行動をすることもある。
私が思うに、この容疑者が本当の犯人だったら前者なのではないだろうか?
この犯罪者心理には、もうひとつ自己顕示欲というものが含まれている場合もあるから複雑なのだ。捕まらない限り、誰も自分が犯人だとは気付いてくれないのが、自己顕示欲を満足させないからだ。多くの人に、こんなすごい犯罪をやったのは自分だと知ってもらいたいというのが自己顕示欲を満足させると云うのだから実に複雑な心理である。
いずれにしろ、ヴァーチャルの世界から、現実世界に戻ってきて、そこから足がついたということになる。
間抜けなんだか、頭が良いんだかよく分からない容疑者である。