海外旅行に行くといつもそう感じる。
もちろん55年間も暮らしているのだから、慣れ親しんでいるのは当然のことにしても、例えば食べ物は、日本に居ながらにして、ある程度のレベルの中華、フレンチ、イタリアンなど等各国の料理が食べられる。
そこに、今世界中で人気の寿司などの日本料理があるのだから、おそらく食のバリエーションでは世界一であろうと思う。
諸般のサービスも、過剰過ぎるくらいだがレベルが高いし、医療のレベルも高い。
治安面もおそらく世界一安全な国であろうと思う。アメリカのように拳銃の所持が許されていないから、一般人が拳銃をぶっ放すなんていう事件は日本では起こらない。たま〜に猟銃を撃つ事件が起こる程度だ。
水道の水は飲めるし、トイレは水洗でしかもウォシュレットが付いているし、交通網もしっかりしているし、時刻表通りに運行されている(最近はたま〜に遅れたりするが・・・)。
それなのに、日本人の多くは、日本に誇りを持っていないように感じる。日本の良さというものを理解していないのじゃ〜ないだろうかとさえ思う。それはなぜなのだろうか?
私はメディアの責任ではないかと思う。
日本の新聞やテレビなどは、日本の批判ばかりをやっているから、読者や視聴者が日本って悪い国だと思い込まされているのではなかろうか?
最近の若者、特に若い男性は海外に行きたがらないと云う。しかし、日本の良さは海外に行ってみて初めて肌で感じるものだろう。もっと、もっと若者が海外に行くことを勧める。
ただし、日本に居る時の感覚で海外に出掛けることは危険だ。日本の治安や食事の安全性をそのまま海外の国にはあてはめる事が出来ないからだ。事前にしっかり勉強した上で、出掛けなくてはならない。