北の屋台の通路を歩いたら、真ん中の広場に雪が山積みになったままに放置されている光景が目に付いた。
北の屋台は景観を大切にする為に、通路に樹木を植えたので機械で除雪することが出来ないので人力で除雪するしかないから、通路にはロードヒーティングを施してある。
ロードヒーティングは少しの雪なら十分に融けるのだが、一度に大量に降った場合にはグチャグチャにはなるがすぐには融けないのが困りものだ。
グチャグチャになった雪は歩行者の邪魔にもなるから、融雪機を組合で所有して雪を貯めないようにいつも融かしていたはずなのだが・・・。
この組合所有の融雪機は2004年に財団法人日本の未来を創る協会の「ふるさとづくり賞・内閣総理大臣賞」を受賞した際に、副賞として頂いたものである。
副賞として価格が20万円迄という制限付きで、何でも好きなモノを購入しても良いということになったので、迷わず「融雪機」を貰うことにしたのだった。以来、この融雪機は大活躍をしてきた。
北の屋台は客商売だから、雪を広場にうず高く積み上げるのはあまり格好の良いものではない。少しでも空間を広く確保しておきたいから、広場の雪を融かせる融雪機は、北の屋台の必需品とも云えるものになったのである。
そんな良い機械を持っているはずなのに、なぜに使用しないで雪を積み上げているのだろうか?理解に苦しむ。
まさか、総理大臣賞の副賞を勝手に売っ払ってしまったのではあるまいなぁ〜。
屋台の店主から頂いている家賃で、高給取って優雅な生活しているのだから、昼間っからパチンコになんぞ行ってる暇があるのなら、除雪でもやったらどうなんだろうか?