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観光カリスマ
坂本和昭のブログ


■2013-03-01-Friday 熱気球

アフリカのエジプト

ルクソールで熱気球が爆発して墜落19名が死亡するという事故が起こった。日本人も4人が亡くなった。

熱気球は空を飛ぶ物体の中では一番安全な乗り物なのだが・・・。

しかも熱気球が爆発した???

ガスを入れて膨らませる気球なら爆発することもあるだろうが、熱気球が爆発・・・?

ニュース解説を聞いていたら、熱気球には気球を膨らませる為の熱気を作るためのガスボンベが積んであるが、地上数メートルぐらいまで降下した時に、地上と繋ぐロープを降ろす際にこのボンベのホースにロープを引っ掛けてしまってホースが外れたかして、そこからガスが漏れて引火したようなのである。

操縦士が一番最初に飛び降りて、その後もう一人が飛び降りたと云う、その分カゴが軽くなったから気球が急上昇して空中で爆発し、気球が萎んで落下したという。

やや高所恐怖症気味の私でも、熱気球は大好きでこれまでに数度乗って十勝の空の旅を楽しんでいる。

もっとも、私が乗る熱気球は4人乗りの小さなタイプであるが、十勝には11人乗りという熱気球もある。しかし、今回の事故を起こした熱気球は21人乗りというのだからかなり大きなカゴだ。その分、当然ながら気球も大きくなる。

いつも私が乗る熱気球は小さくてふんわりと上がったり降りたりするから、空飛ぶ絨毯に乗っているような感覚がしてとても面白いのである。妻も何度か誘ったことがあるが、妻は絶対に乗ろうとしない。今回の事故で妻が乗ることは永遠になくなったことだろう。

それにしても、操縦士が一番先に飛び降りるとは何たる責任感の無さか。

目撃証言によると引火したガスが操縦士の服に燃え移ったと云う人もいるから、ただ単に無責任に飛び降りたという訳でもあるまいが、二人が飛び降りたことで操縦する人間が居なくなり、しかもカゴが軽くなったから急上昇してしまったのであろうからカゴに残された人は慌てたことだろう。

どうせなら地上に降ろしたロープをしっかり繋いでからならまだ何とかなったろうが・・・。

日本人が海外で事故に会う頻度が増えているようだ。年間何百万人も海外に行くのだからむしろ少ないくらいなのかもしれない。

なんにせよ、安全は業者任せにせずに、自分でしっかり確認しなければならないなぁ〜。