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観光カリスマ
坂本和昭のブログ


■2013-03-04-Monday ひな祭り

妻が1日から

帯広市の商店街の視察研修で会津若松などに行っていて、家には私一人しか居ないからとても寂しいひな祭りである。

朝から何もすることがないから、地元のデパート藤丸百貨店でやっている「全国うまいもの市」を見て来た。

すると、大好きな長万部の駅弁「かに飯し」が目に付いた。私はこの駅弁が大好きで、いつも函館に行く時には行きと帰りの両方ともこの駅弁を買って食べるほどなのである。ひな祭りの昼飯には丁度良いと思って購入した。もうひとつ、大好きな漬け物である京都の「すぐき」があった。帯広でうまいもの市をやる時にはいつも「きざみすぐき」しか持って来ない店が多い。乳酸菌で酸っぱくなっている「すぐき」は帯広人にとっては、古くて悪くなってしまった漬け物と云う意識なのだろうか、「すぐき」は帯広では人気がないと云うのだ。

珍しく「すぐきかぶら」の形のままのすぐきが売っていたので、今日はこれを肴に酒を飲もうと考えたのである。

私は高校の修学旅行で「すぐき」にハマってしまい、以来、京都に行ったら必ず「すぐき」を買って帰るようになった。

特に成田のすぐきが好物である。このブログにも以前に書いたら、最近は通信販売で成田のすぐきが購入出来ると教えてくれた読者の方も居た。有り難い情報だが、私は基本的には旅行で現地に行って購入しないと嫌なのである。通信販売は便利であるが、ただ単にのべつ幕なしに食べたい訳ではないのだ。何等かの食べたい理由が存在しないで苦もなく食べられるとせっかくの美味しさが半減してしまうように感じてしまう癖があるのだ。

「うまいもの市」というのは久し振りに食べたくなるから不思議な催しである。

今晩はじっくり酒を飲む為に、早目に夕食とお風呂に行くことにした。17時には家を出て「すき家」に行ってハンバーグ定食を注文するも、人気で品切れと云うことで仕方なく「牛丼定食」を注文した。何と牛丼の普通盛り、玉子、味噌汁、漬物が付いて380円という値段である。これで儲けがあるのだろうか?

すき家のカウンターで一人で食べるひな祭りの夕食って・・・。

そのままその足で「水光園」の温泉銭湯に行く。

物凄く混んでいた。駐車場が満杯である。さすがに日曜日の17時半は混んでいる。

いつも揉んでもらうマッサージのお兄さんに聞いたら、マッサージは空いているという。日曜日のひな祭りだから家族連ればかりでマッサージをやる人が少ないのだろう。揉んでもらうことにして、ゆったりお湯に漬かってマッサージを受ける。幸せな気分だ。

家には20:30に到着。

ここからゆったり、たっぷりお酒の時間である。

私は「すぐき」のかぶらを厚さ2㎝程度の厚めに切って白ゴマと醤油を軽くまぶして食べるのが好みである。

酒のつまみに「かぶら」部分をアッと云う間に全部食べてしまった。後に残ったのは葉の部分であるが、成田のすぐきに較べてイマイチ(私の世代は日光の手前という)今回のすぐきは味が足りないので葉だけ食べるのはキツイ。しかし、捨てるのはモッタイナイ。

かなり酒も入って酔ぱらっているから、ムクムクと創造心が湧いてきた。私は創作料理が好きなのである。

すぐきの葉を1㎝の長さに刻んで、温めたフライパンにゴマ油を少々垂らしすぐきの葉と白ゴマと味の素を入れて軽く炒める。サッと醤油で香りを付けて食べたらこれが絶品!

実に美味い酒の肴になりました!