«前の日記(■2013-03-13-Wednesday) 最新 次の日記(■2013-03-15-Friday)»
 | トップ |  | ビル概要 |  | テナント構成 |  | 沿革 |  | アクセス |

観光カリスマ
坂本和昭のブログ


■2013-03-14-Thursday 選挙制度改革

自民党の選挙制度改革

問題統括本部(本部長:細田博之幹事長代行)が衆院選の選挙制度改革の自民党案を14日に決めたというが・・・。

呆れたというか、こいつらバカじゃね〜のという感想しかない。

「国会議員って連中は司法をなめてんのか!」と裁判所にどなられるのじゃぁないかと危惧するほど、先の違憲判決を考慮していない結果に驚いている。

改正案の柱は大きく三点あるが、

①比例選の定数を−30の150にする。

②150の内60議席を「得票数が2位以下の政党」に配分する。

③全国のブロックを11→8に再編する。の3つである。

この中の②が特に問題だ。

当初、自民党は「2位以下の政党」に配分する優遇枠を30とする方針だったが、公明党の要望により60に拡大したという。

そもそも、選挙制度ってものは「シンプル イズ ベスト」が基本である。国民が仕組みを理解できないような複雑な選挙はマヤカシだ。

根本を正して、単純に分かり易く改革すれば良いのに、小手先で直そうとするからかえって歪んでしまう結果になるのだ。

先の衆院選挙で「今 衆院選挙の1票の格差は違憲である」という判決が出ている。それはとりもなおさず「1票の価値の平等」を図りなさいということである。

普通に考えたって、有権者が投票した「第1党」への投票が、勝手に「第1党以下の党」に振り分けられるなんて許されるはずがないだろう。投票していない政党に自分の票が入るなら何の為の投票なのか意味がなくなってしまうだろう。選挙の意味自体の否定である。それこそ「1票の重み」を何と考えているのだろうか!

国会議員ってバカばっかりなんじゃないの!

現行の小選挙区比例代表並立制も、小選挙区で落選した議員が、復活当選してくるというややこやしい制度で国民はよく分からんのじゃ〜ないかと思う。

今回の案はそれよりも悪い!

国会議員の都合でこねくり回さずに、昔の中選挙区制に戻して改革した方が日本の実情に合っていると思うがなぁ〜。