テレビでやっていた昼のワイドショーで「振り込め詐欺」の被害が増えている旨の特集があった。
一人で1千万円以上も騙し取られているそうな、中には5千万円という被害にあっている人もいるというから驚きだ。
紹介されていた手口は「コンビニで小切手を無くしたという、息子(を装った)からの電話で、上司の従兄弟(だったかな)を名乗る人間が家に取りに来たので手渡した」というのである。
まず、それだけの金を持っていることにも驚かされるが、その大金を確認もせずに、いともたやすく他人に渡すということが信じられない。
騙された人には酷かもしれないが、基本的な注意が不足しているだけだろう。
自分の息子の携帯に電話してみて確認するのに一体何秒必要なのか?
おそらく急かされたり、焦らされたりしてパニック状態にして正常な判断が出来ないようにしむけるのが、詐欺師のテクニックなのだろうが、それにしても1千円や2千円ならまだしも、数千万円を渡すなんてとても信じられない行為だ。
だが、本当に被害にあっているのかも疑問になってきた。騙し取られたことにして税金をごまかす様なもっと上をいく悪い人間が中には紛れているかもしれないと勘繰るのは、私の根性が曲がっている証拠なのだろうか?
かくいう私も詐欺紛いの騙しにあったことは、これまでの生涯で3度ほどもあるから大きなことは言えないが・・・。