惜しいなぁ〜。パーフェクトに後一人まで迫っておきながら、最後の27人目の打者に打たれるなんて・・・。
それも、ピッチャー返しの打球だったから、あと数㎝ダルビッシュのグラブがボールに寄っていたらと思うと・・・。
でも、後一人というところで大記録を逃すというところがダルビッシュらしくて面白い!今年の活躍は期待できそうだ。
同じ野球であるが、こちらは問題のある高校野球だ。春の甲子園で埼玉の浦和学院が愛媛の済美に17対1の大勝をした決勝戦であるが、まだ高校2年生の安楽を4試合連続で700球以上も投げさせるなんて狂気の沙汰であろう。
これこそ体罰問題よりも大問題なのではないのか?
肩だけではなく身体を壊してしまう危険な行為であろうに、何故に誰もこんな愚行を止めさせようとしないのだろうか?
現在の大リーグはそれこそ、ダルビッシュのパーフェクトみたいな記録が掛かった時には100球を越えても投げさせるが、基本的には先発投手は100球を目処にして交代させている。
日本のプロ野球だって、先発投手は中4日〜5日は登板間隔を空けているではないか。それをまだ身体が出来ていない高校生に連日連投させるなんて・・・。
結局、主催している新聞社の連中は、金に成りさえすれば、そんなこと(高校生の一人や二人の健康など)お構いなしなのだろう。商業主義、ご都合主義の最たるものである。
ご都合主義といえば「牛のBSEの検査基準が7月から緩和」という記事である。内閣府の食品安全委員会プリオン専門調査会は3日の会合でBSE対策の国産牛に対する検査対象月齢を緩和して「月齢48ヶ月超」とする答申案を了承したという。
これはTPPの露払い行為に他ならないだろう。TPPの批准が決定してからでは批判が集中することを恐れて、現在の段階でアメリカ様に媚びを売っておこうということであろう。
これで、安倍内閣は、日本人の食の安全なんてまるで考えていないし、TPPはどんなことがあっても批准するつもりだろうと云うことが明白になった。
姑息な手段を取って、TPP批准に着々と準備を進めているようである。