«前の日記(■2013-04-25-Thursday) 最新 次の日記(■2013-04-27-Saturday)»
 | トップ |  | ビル概要 |  | テナント構成 |  | 沿革 |  | アクセス |

観光カリスマ
坂本和昭のブログ


■2013-04-26-Friday 講演会

富良野青年会議所(JC)から

講演の依頼があり、26日の例会で講演をしてきた。

JCの現役(20〜40歳)からの講演依頼は1年振りのことである。富良野では過去に3回ほど講演をしているが、JCからの依頼は初めてだ。私は車の運転があまり好きではないのでバスで行こうかと思っていたのだが、富良野JCのメンバーが車で送迎をしてくれるというからありがたいことだ。

担当の委員長が何度か事前に帯広に打ち合わせに来てくれた。

富良野は倉本聰さんのテレビドラマ「北の国から」で全国的に有名になったが、テレビの放送が終了したので、いつまでも北の国からに頼ってばかりはいられない。まだその余韻で観光客が来てくれている内に新たな町おこしの方策を見つけたいということなのである。

その方策を考えるにあたって、北の屋台を造り上げた手法を学びたいということで私に白羽の矢がたったという訳である。

通常、私の講演は90分間の時間をもらっているが、例会なので70分の時間しかないという。この70分の講演時間では、北の屋台の話だけでも足りないくらいだ。

経験談を話すよりも、むしろ私が考案した「マジック的思考法」の話をした方が今後の街づくりには有効だと考えたので、事前に私の著書「北の屋台繁盛記」を読んでもらっておいて、北の屋台の話は短めにしようと思っていたのだ。

まずはカップ&ボールという世界最古と言われるマジックを7分程演じてから、なぜにこのシンプルなマジックが4千年間も続けて演じられているのかを解析し、現代では最先端のことは流行りも廃りもスピードが早いということから人間の心理や本能といったものを上手く使ったほうが有効だという話を組み立てていたのだが・・・。

始めに私の本を読んでくれたかと訊ねたら、読んだと手を上げたのは3名ほどであった。次に以前に私の講演を聞いたことがあるかと訊ねたら1名しかいない。北の屋台のことを知っているという前提で話始めようと思った目論見が外れてしまったのだ。

急遽、講演の構成を変更して北の屋台の話を中心に話し始めたのであった。ところが、話している内に段々と熱が入ってきて、70分の持ち時間をすっかりオーバーしてしまう熱弁をふるってしまったのだった。

その後、懇親会、2次会と続けて飲みに行ったが、やはり現役世代は若さがあるから酒が強い。

久し振りに若い連中と一緒に飲んで、私の気分も若返った1日であった。