仙台・会津若松で撮ってきた写真が出来あがってきたので写真アルバムを作ることにした。
こういうものは記憶が薄れない前に作っておかないと、暇な時に作ろうなんて考えていると、いつまで経っても作れない。だから、どんなに忙しくても、寸暇を惜しんででも作ってしまわなければならないのだが、幸いなことに今回の旅行は自宅に戻って来てからがゴールデンウィーク(GW)なので時間はタップリとある。
GWに旅行する習慣は我が家にはない。ここ20年は5月2日が父の祥月命日(平成4年5月2日逝去)ということもあるのだが、我が家は商人の家庭であるから、元々GWは休みではなかった。職住分離になっても土日祭日は休みではなかったし、GWのように混んでいて値段も高い時期に出掛けようなんて気は起こらなかったのである。
なにせ、並んでまで、食べたり乗ったりすることが大嫌いなのである。
そんな訳でアルバム作りにはタップリと時間があるが・・・。
妻と一緒に旅行を始めたのは、28年前の新婚旅行からだが、妻は一切アルバム作りを手伝わない。こんな細かい面倒な作業は自分には適していないのだと言う。
私は旅先でいろいろな資料を持って帰ってくる。飛行機や汽車の切符に始まり、美術館・博物館などの入場券、パンフレットの類、観光案内書やホテルの案内書などetc.
アルバムを想定しながら、自分で写せない風景や建物などは、絵ハガキを買って帰るのである。
そうして、帰宅してから、出来あがった写真の横に、それらのものを上手く切り抜いて貼れば、後からアルバムを見ても容易に、現場を思い出せるという仕掛けなのだ。
まだ、行ったことがない人が見ても分かる様に考えて作るのが楽しみなのである。妻は私が作ったアルバムを見て「段々とアルバム作りが上手くなってるじゃないの上等上等」と簡単に云う。
そりゃ〜そうでしょう、作らずに見るだけだもの・・・。