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観光カリスマ
坂本和昭のブログ


■2013-06-08-Saturday コンビニって

コンビニエンスストア

日本語に訳せば便利な店であるが・・・。

痛風の発作を経験してからビールを買わなくなって久しい。焼酎に替えてからもスーパーマーケットで買うことが多くてコンビニでは酒類を買う事はめったになくなった。

先日、埼玉に行った時にコンビニで酒を買ったら、レジが生意気にも「年齢確認をお願いします」としゃべったではないか。今時のレジはしゃべるんだなぁ〜と関心したが、何と客に確認画面をタッチして下さいと店員が言う。あぁ、そう云えば以前に酒を買った時にもそういうことがあったなぁ〜と思い出した。

何だか、しっくりしないがタッチしないと売ってくれないらしい。

私の風貌は顔中が髭だらけだし、その髭だって白髪だらけのゴマ塩で、髪の毛だってかなり薄いし、腹だって出ていて、誰がどう見ても50歳過ぎの中年丸出しである。その私に年齢確認が必要だというのだから変だろう。

今時の自動販売機は客の年齢等を自動的に判断して、自販機がお勧め商品を紹介するなんて類のものまで出ているのに・・・。

人間である店員が、明らかに20歳以上だと判断している客に対しても年齢確認をさせなければ酒を売れないというのは、果たしてそれが便利な店なのか?

少なくともスーパーマーケットのレジで年齢確認をされた記憶はない。

恐らく、未成年に対する酒類販売予防策なのだろう。

それは判る。

しかし、明らかに20歳過ぎと一目で分かる人間に対してまで年齢確認が必要なのだろうか?と思ったら、問題は20歳の境目なのだそうだ。

見た目で判断して酒を未成年に売ったり、逆に20歳以上なのに未成年と疑ったりして嫌な思いをさせたりなんてことがあるから、全員に歳を尋ねれば問題がないということなのだろう。

だが、これはとても安易な方法ではなかろうか?

マニュアル化し過ぎていて不愉快な気分になる。客の年齢を判断する術を磨くことも客商売としては必要だと思うのである。例え、多少間違ったって良いではないか。

失敗だけを恐れて、技術を磨くこともさせずに、マニュアル化することは文化を衰退させることにもつながる。

これはバイトだけで店をまわそうとするコンビニ本部の策略である。