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観光カリスマ
坂本和昭のブログ


■2013-06-24-Monday 東京出張4

駒澤大学の

全国支部長会議が終了した後に同ホテルの別会場で、大学の理事長、総長、学長などの大学関係者も混じっての懇親会が開催された。

皆、話が長〜い。

お腹も空いてるし、喉も渇いたからサッサとビールを飲んで食べたいのに・・・。冒頭の3人の挨拶だけで1時間も掛かったのであるから拷問に近い。

話を短く出来ない人間は困りものである。

例年、駒澤大学出身の芸能人がアトラクションを行なうのだが、今年は若い女性2人の津軽三味線の演奏である。二人の内の一人だけが駒澤大学の出身だと挨拶していたが、発声と活舌が悪くて何をしゃべっているのかほとんど聞き取れない。芸能人がこれではイケナイ。いくら演奏家だといってもこうやって挨拶する機会があるのだから、活舌くらいはシッカリやっておけよと言いたくなるほど酷かった。

キチンとステージ上で自分の考えを客に伝えられないというのでは芸能人としては一流にはなれない。

翌日は早朝から埼玉県で用事があるから、近くの池袋にホテルを移した。かつて学生時代に1年間姉と一緒に池袋に住んだことがある。

しかし、さすが30年前であるから池袋の変わりようはスゴイ。駅の地下道を歩いていると迷子になりそうになったくらいである。

池袋には中国人が多かった。

見ようによっては中華街かと思うような店もある。普通の日本人が経営している店の店員も中国人が多かった。

何だか、映画のブレードランナーの場面の中に入ったように錯覚するほどであった。

埼玉での用事を済ませてから、小田急線沿線の千歳船橋にマジックの師匠の奥さまが住んでいるのでそこを1年振りに訪ねたのである。

ママ自身が経営していたスナックは去年の7月で閉店してしまったが、まだ、ジミー忍師の道具などの整理が出来ていないと云う。

それを9月までには全〜部整理して私のところに送るから博物館ヨロシク頼むデェ〜と云うのである。

千歳船橋の駅近くのイタリアン料理屋でママと2人の知人を交えて4人で食事をしながら話していたら・・・。

何とそこのシェフが駒澤大学の後輩だと云うではないか。ヘェ〜縁て不思議なものだねと話しているところに、同じ店で食事をしていた女性4人組が私たちのテーブルに挨拶に来た。

私が土産に持参した帯広の柳月というお菓子屋さんの三方六というお菓子を店に居る客に振舞ったら、そのお礼にわざわざ挨拶に来たのである。その女性が「思いがけず、私の故郷のお菓子が食べられて嬉しかったです」と云うから、「これが何処のお菓子だか分っているの?」と聞いたのだ。すると「えぇ、柳月の三方六でしょう!」と云うではないか。「私は帯広柏葉高校の出身です」と云うから「僕も柏葉だよ、あなたは何期?」「28期です」「僕が26期だから僕が3年の時の1年生だね。サニーデパートって知ってる?」「えぇ良く行きました」「僕の父がやってた会社なんだ」と会話したのである。

東京では辺鄙な場所である千歳船橋の10人しか客が入らない小さなイタリアレストランでその客が偶然同じ高校の後輩だなんて・・・。これは確率からしたらスゴイことになる偶然だなぁ〜。

何とも不思議な経験をしたのであった。

それにしても、東京は人が多過ぎる。人混みの中を真っ直ぐに進めないのだ。学生の頃はもっとすんなりとすり抜けられたように思うのだが、私が歳を取ったせいなのか、それとも相手側に他人を思いやる気持ちが少なくなったからなのか?

そういえば、ぶつかりそうになった人は皆、携帯を見ながら歩いていたなぁ〜。あれはヨロシクナイ。第一アブナイだろうに・・・。