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観光カリスマ
坂本和昭のブログ


■2013-08-04-Sunday 東北まつり行脚2

4日は弘前の「ねぷた」である。

私は車の運転が嫌いなのでレンタカーなどは使わずに、もっぱら公共交通機関を使う。

昨晩は27年振りにダブルベッドで寝たものだから、私はゆったり寝れなかった。

秋田駅発08:46−10:50弘前駅着のつがる1号という列車で弘前に到着、駅の観光案内所で桟敷席の当日券を若干数販売していたので、まずはそこで良い席を確保してから宿泊先のドーミーインホテルに向かう。

ホテル大浴場も付いていて会場や弘前城にも近くて絶好の場所にある。まずは荷物を預かってもらって近くの洋館巡りに出た。弘前は観光地がお城を中心にしてギュッと凝縮しているから歩いて回れる。

ホテルでもらった地図を見ながら歩いたが、道を一本間違えて曲がってしまったところ、古風な建物の蕎麦屋「高砂」と云う店の前に出た。11:20だというのに既に人が並んでいる。これは美味しいそうだと思い。昼食時にも近いから、まずはここで蕎麦を食べてから回ることに急遽方針転換。夫婦二人だけの旅だから、おもいつくまま行きたい所に行き、食べたいものを食べることが自由に出来るのだ。

ここの蕎麦は白いいわゆる更科系の蕎麦であった。出汁は昆布で取っているようで濃厚な味であった。

食後に洋館巡り、青森銀行記念館、旧弘前市立図書館、旧東奥義塾外人教師館、ミニチュア建造物群、山車展示館、弘前城、津軽藩ねぷた村、カトリック弘前教会、日本キリスト教団弘前教会を見学して一旦ホテルに戻ってチェックイン。

キャンセル待ちでツインへの変更を求めていたのが、幸いにしてOKになった。ア〜ッこれで今日はゆっくり眠れる。

17時半にホテルを出て、会場近くの焼鳥屋に入り焼鳥で一杯。ねぷた終了後に津軽三味線の演奏を聞きながら郷土料理を食べようというつもりである。ガイドブックには演奏時刻は19:30からと21:30からの2回と書いてある。会場からは徒歩3分の距離だから21時にねぷたが終了してすぐに向かっても十分に演奏時間には間に合うと考えて予約に行ったら・・・。

ところが、郷土料理屋がねぷたの日だというのに融通が利かないのだ。ねぷたの終了時刻が21時なのに20時までに店に入って欲しいと言うのである。

今回の旅の目的はねぷたであって津軽三味線ではないし、津軽三味線なら弘前でなくても青森でも聞けると思ったので止めることにした。

さて、弘前のねぷたである。運行コースは日替わりで変わるとのこと。事前には知らなかったのだが、この日はホテルのそばの土手町コースだというからラッキー!であった。駅前のコースだったなら、ホテルからはかなり離れているからだ。

桟敷席の一番前に陣取って見ることができた。ここのまつりの時間帯も19時〜21時までである。

この日は約半分程度の40数台のねぷたが運行した。最初は、な〜んだ、たったの半分だけか!と思ったのだが、意外にも途中で飽きてしまったのである。

竿灯のような動きがなくて、高さ9mほどの扇形のねぷたを引いて、「ヤーヤードー」と声を掛け合いながら歩くだけ、桟敷席の前ではそのねぷたをグルグル回したりはするのだが、描かれている絵も全部似た様な感じだし、曳き手もどこかダラケタ感じがする。

途中に青森のねぶたの様な人形型のねぷたもあるが数は少ない。

面白かったのは、私たちが座っていた桟敷席の7mほど先が交差点で、ここの交差点には電線が横に張られている。高さ9mでは電線に引っ掛かってしまうから、油圧式なのだろう、ねぷたが電動で下にグ〜ンと下がるのである。かと思えば、上部を前方に折りたたんでしまうものもあって、電線対策の差が愉快であった。

しかし、おまつりは、山車を見せるだけよりも、もっと躍動感があった方が盛り上がる。前日の秋田の竿灯は技の競い合いみたいな盛り上がり方であったが、弘前のねぷたは行列と云う感じであった。

21時に終了したので、ホテルに戻って大浴場に入る。足を伸ばして入れるお風呂はありがたい。普段はゴルフ以外はほとんど歩かないから、旅に出るとやたらと歩き回るので足がパンパンである。

このドーミーインホテルは夜食に夜泣きソバの無料サービスがあるのでこれで腹を満たしてから寝ることにした。

どうも旅に出ると、朝、昼、夕の三食以外にも途中で名物のお菓子やアイスクリームなどを食べてしまうし、こうやって夜食まで食べてしまう。おまけに昼からビールを飲むので肥ってしまいそうだ。お風呂場の体重計に乗るのは恐いから止めにした。