昭和32年酉年と33年の戌年生まれの会合が市内のランチョ・エルパソで開催され出席してきた。
もともとは、男の前厄である49歳になる年の節分に神社で厄祓いを受けた時から始まった会である。女性の厄年は33歳だから、最初は男性ばかりの会であったが、その後、女性にも声を掛けて今では同年の集まりとなっているのである。
幹事でないから実数は把握していないが、この日も40数名が出席していたと思うが、ほぼ男女半々の参加者であった。
同年代というキーワードだけで集まっているから、小学・中学・高校が全部バラバラであるし、十勝出身である要件もない。ただ32・33年生まれの同学年の集まりなのだ。
普段から同じ高校の同窓生とは会う機会も多いが、同年代といえども高校が異なると付き合いは極端に少なくなる。青年会議所で一緒だったくらいしか、異なる高校出身の同年代の人と交わる機会はないのが実情であるからこういう会合に出席するのは面白いものだ。
19時からの開始ということだったので18:55頃に到着したら、すでに大半の人が来ていた。
会場に入るなり「オ〜ッ、今、新聞を賑わせている話題の人が来たゾ〜」と冷やかし半分で言われた。私は6年半も前に北の屋台を辞めているのだし、私が賑わせている訳ではないだろうに、こんなところでも「北の屋台」の組合解散が話題になっていて私に色々と質問が浴びせられるのだ。
その最たるものは「何故、解散するんだ!」である。やはり、ほとんどの人がたかが月刊誌クオリティに醜聞を書かれた程度で解散するなんて変だと感じているのだろう。私に聞かれても分かるわけがない。
30日の北海道新聞の朝刊にも「指摘されているような事実がないなら、解散の必要はないのではないか」という記者の当然の質問に久保裕史専務理事は「(会計)は公認会計士や税理士を入れてオープンにしている。ただ、疑惑みたいなものが表れたり、怪文書がばらまかれ、組合内での信頼関係がなくなってきた。」と答えている。
また、「一部月刊誌で販売促進費の使途が不明と指摘されている」という記者の質問に、同じく久保専務理事は「(組合内に)会計担当者がいて、税理士が帳簿を確認し、理事の一人である公認会計士が最後にチェックする。『問題なし』という回答で、われわれとしては何ら後ろ指をさされることはない」と答えている。
酉戌会の仲間も「あの説明なら小学生でも納得しないだろう」と言う。私もまったく同感だ。
「後ろ指さされることはない」なら、決算書を改ざんする必要などないだろうし、全部公表して「これこの通り、問題ないでしょう?」と堂々と公開すれば、解散などすることはないだろうに・・・。
無責任極まりない対応をするから、こういう事態になっているのではなかろうか。
創設者としては腹立たしいことである。