宇宙人の難民が地球に暮らす「第9地区」という変わった映画の監督ニール・ブロムカンプの監督・脚本による2013年のアメリカ合衆国のSF映画である。
出演はマット・デイモンやジョディ・フォスターなど。
ジョディ・フォスターが悪役をやるというのと、以前に観た「第9地区」がヘンテコリンでかつ斬新な映画で、とても面白かったので観る事にしたのである。
荒廃してしまって貧民しかいない地球と、エリジウムと呼ばれるスペースコロニーには富裕層しか住んでいない未来を舞台にしている。
エリジウムには医療ポッドみたいな機械があってどんな病気でもすぐに完治させてしまう。この機械に入れば年も取らない。
事故で致死量の照射線を浴びてしまったマット・デイモンがエリジウムに行ってこの医療ポッドに入って身体を直したいというストーリーだ。
これ以上のストーリーを書いてしまうと、まだ映画を観ていない人に種明しをしてしまうことになるから書かないが、まぁ、なかなか楽しめた映画であった。
現在の地球が、このまま進んでいけば、わずかな人数の富裕層と大多数の貧民とになってしまうだろう。その辺りを描いた作品だが、SF映画ではあるけれど、設定はさもありなんと考えさせられる映画である。
私にとっては面白い映画であった。