先行上映を観てきた。
妻が福山雅治の大ファンで、どうしても早く観たいと言う。自宅での夕食を早目に終えて、19:40から上映の回を観てきた。
私はこの手の邦画はあまり好きではないが、私が好きな真木よう子が出演しているから我慢して付き合うことにしたのである。
赤ちゃんの取り違えというテーマの小説や漫画は昔は実に多かった。生まれと、育った環境の違いが、物語りにし易かったのであろうが、現代の日本ではあり得ないテーマだと思っていたが・・・。
ストーリーを書いてしまうと種明かしになってしまって、まだ観ていない人を興冷めさせたくないから、ここでは例によって書かない。
しかし、自分も3人の子供を持つ父親として、もしも自分だったならどうするかと考えさせられる映画であった事は確かである。
ただ、ちょっと長過ぎて、中間がダラケテしまった。
6歳まで育てた他人の息子と、他の家族に育てられた本当の息子、血か愛情かと言う選択。
今の80年以上の長〜い人生の中での最初の6年間の意味。
私自身は6歳前の記憶なんてほとんど残っていないがなぁ〜。
母親の愛情と、父親の愛情との差、違いってなんだろう。
男(雄)っていうのは、直接、自分の腹を痛めた訳じゃないから、母親の愛情とは異なる感覚なのである。
この映画を夫婦で観に行って、感想を交わし合うのは面白いと思った。