北の屋台の問題が新聞を賑わせているが前にも後ろにも行けないでいる。いわゆる立ち往生というところだ。
運営を継承してくれる組織が、みつからないようである。
でも、それはそうだろう。解散の引き金になった、月刊誌に書かれた「販売促進費の不正流用問題」に何ら解答が示されていないのだから。
このまま、この問題をうやむやにしたまま引き継げば、引き受けた組織が困ることになるのはハッキリしているから、バカでもない限り、誰もそんなものを引き受けることはないだろう。
北の起業広場協同組合が、決算書も帳簿も領収証もすべて公表して「販売促進費の流用はありませんでした。月刊誌の書いたことは事実無根です。」と会見でも開いて証明するくらいしか打開策はあるまい。
いくら、公認会計士の職にある人間の会計監査を受けているから問題ないと言い張ったところで、しょせんは仲間内でやってる監査にしかすぎないと世間は見ている。
元々、補助金を受けて始まった事業であるし、当初は数字は全てHPで公開していたのだから、隠す方がオカシイのではないか。
以前は公開していたものが、何故、今は出来ないのだろうか?
ここまできたら、ハッキリとさせれば良いではないか。逆に公表を拒めば拒むほど世間の疑いの目は増えていくばかりである。
このまま時間ばかりが経過していけば、北の屋台の存続も危うくしてしまうことになるかもしれないと危惧している。